おススメの配置図作成ソフト6選

最近では、建築図面は手書きでは、CADソフトなどを利用してパソコン上で図面の作成を行うことが一般的となってきました。

手書きでは困難であった、修正や追加なども簡単に行えるため非常に便利で効率的な図面作成を行えます。そんな図面作成ソフトは多種多様なものがあふれており、その中から選択することは困難です。

そこで今回の記事では、配置図作成におすすめCADソフトを6つ紹介していきます。図面作成ツール探しの参考にしてください。

1.配置図作成ソフト6選

ここからは、配置図作成におすすめのソフトを6つ紹介していきます。配置図を作成するためには、さまざまソフトが存在しており、種類が豊富にあります。そのうちのおすすめできるものが以下のとおりです。

• EdrawMax
• AutoCAD
• Jw_CAD
• Vectorworks
• ARCHITREND ZERO
• FreeCAD

それぞれに便利な機能をもった配置図作成に適したソフトです。これらの公式サイトや使用できる機器や、無料で利用できる範囲など紹介していきます。

1.1EdrawMax

EdrawMaxは、配置図だけでなくさまざまな図面作成を行うことにおすすめ図面作成ソフトです。

EdrawMaxはweb版やインストール版、アプリ版とがありさまざまなデバイスからの利用が可能です。

大きな特徴としてその機能性と、豊富なテンプレートです。

一から図面を作成することは、作図時間が膨大にかかり効率が悪いものです。

しかしテンプレートで使用できる素材が多くあれば、作図時間の効率化が期待できます。

さらに直感的な操作性は、初心者でも簡単に操作が可能であり、図面の作成が簡単に行うことが可能です。

AIでの図面作成にも対応しており、図や表の作成に革命をもたらしています。

無料版で基本的な機能は使用可能であり、図面作成を行えます。有料版では、さらに多くのテンプレートの使用が可能となってきます。

そのためより多くの種類の図面が作成可能となっていきます。3D機能などはありませんが、豊富なテンプレートと素材によって3Dに劣らない図面の表現を可能としています。コストを抑えながらも、精度と表現力の高い配置図作成を行いたい方におすすめしたいソフトであるといえます。

1.2 AutoCAD

AutoCADはAutodesk社が提供する高機能かつ高精度のツールCADソフトです。

建築だけでなく土木、機械、電気などあらゆる図面の作成に利用されています。

パソコンでの使用だけでなく、スマホなどかのアクセス可能となっており、外出先での図面修正なども対応可能です。

2画面表示の機能を利用して、他の図面を見ながら配置図を作成することも可能です。

無料体験版はあるのですが、使用するためには期間を指定して購入する必要があります。

有償であるため手軽に使用することは困難かもしれませんが、高機能で精度の高い図面作成が行えるため、規模の大きな配置図や精度が求められる配置図作成を行う方におすすめのソフトです。

1.3 Jw_CAD

Jw_CADは現役の建築士が開発した、建築設計に便利な機能を多数搭載した2次元汎用CADです。

フリーソフトであるため、インターネット上で誰でもダウンロード可能となっています。

線種の色や線の太さを変更できカスタマイズ性が高く、作成図面に合わせて使い方が可能です。

多くの操作をマウスから行えるため、初心者でも使いやすいので使い方次第で配置図だけでなく色々な図面の作成が行えます。

CADの実技試験などにも使用可能であるため、その使い方は多岐にわたります。

無料で全部の機能が使用できるため、とりあえずCADで図面を作成したい初心者の方などにおすすめなCADソフトであるといえます。

1.4 Vectorworks

Vectorworksは、使いやすさの高さが評価されているCADソフトであり、正確な作図、デザインの作成、表現を可能としている機能的なソフト

絵を描くような操作性もその特徴のひとつです。

作成図面に合わせて数種類の製品があり、建築設計に適した製品では建築向けのデータライブラリが搭載されており、配置図の作成にも役立ちます。

図形を描いたら、面でハッチングや色分けが行えるため、配置図で必要な敷地状況の区別をつける際に便利です。

他のCADソフトに比べて、デザイン的な表現が豊かな図面作成が可能であるため、配置図表現を高める必要がある場合などにおすすめCADソフトであるといえます。

1.5 RootProCAD

RootProCADは、その機能性から建築設計だけでなく、土木や機械さまざまな分野の設計図面の作成が行える汎用性の高いCADソフトです。

無料でほぼ全ての機能が使用可能であり、有料になってくるとよりカスタマイズ性の高いものに変更が可能となっています。

RootProCADでは、他のCADソフトの拡張子に変換する機能があり、他社のCADソフトで作成した図面でも読みか書きが可能となっています。

複数の図面を部分図として1枚の図面として落とし込むことが可能であるため、配置図で境界点のポイントや細かい寸法が必要な箇所などを詳細図として作成することが可能です。

他のCADとの互換性が高いため、他者との図面データのやり取り多い方などにおすすめのCADソフトであるといえます。

1.6 IJCAD

IJCADはAutoCADと高い互換性をもった低価格なCADソフトです。

比較的高価なCADソフトである、AutoCADに似せて各種コマンドやデザインが作られており、AutoCADユーザーは悩むことなく使用できる形となっています。

AutoCADに似た操作性であるため、高性能な機能を多数取り揃えています。作成図面に合わせて豊富な製品のラインナップも特徴であり、配置図作成に適した製品を選択することで作図時間の短縮が可能です。

AutoCADを使用したいが、予算や費用的にあきらめてしまっている方などにおすすめなCADソフトです。

2.配置図作成ソフトを選ぶ時のポイント

配置図作成ソフトにさまざまな種類のものがあり、それぞれに便利な機能がありどれを選択するべきなのか悩んでしまうことでしょう。

そんな配置図作成ソフトを選ぶ時のポイントについていくつか紹介していきます。

・配置図作成の目的

配置図作成にあたっての目的を明確にすることが重要です。

配置図は平面図や詳細図など建築図面比べると、図面の記号などが少ない特徴があります。

平面図などでは窓や建具などの複雑な形状を図面に示す必要があります。

配置図はシンプルな図面である場合が多いので、その目的や用途に合ったCADソフトを選択することが必要です。

・使いやすさ、操作性

CADソフトの性能がいくら良くても、使いにくい、操作性が悪いと作図の効率化ができず、パフォーマンスが低下してしまいます。

機能だけでなく、使いやすさについて確認していきましょう。

・機能

配置図作成にあたっての必要な機能が搭載されているのかの確認を事前に行いましょう。

図面作成に便利な機能が搭載されていても、配置図作成に適したものでなければ意味がないため、配置図作成と相性の良い機能をしっかり見極めましょう。

・価格

CADソフトは無料で使用できるもの、一部有料なもの、全て有料なものとさまざまです。

一般的には高性能、多機能なものほど有料の場合が多いですが、配置図作成は無料のものでも十分に行えるため、予算など考慮しながら選択することも重要です。

・サポートやアップデート

ソフトウェアを使用していて、操作上の質問やトラブル発生時などの対応窓口があるのか、ソフトウェアのアップデート行われるのかも確認しましょう。

安心して使用するためには、重要な要素であるためしっかり確認を行いましょう。

上記のポイントを考慮して選択することでで、より最適な配置図作成ソフト選んでいきましょう。

まとめ

今回の記事では、おススメの配置図作成ソフト6選について紹介していきました。

配置図作成可能なソフトは種類が豊富で、使いやすさや機能、価格などさまざまです。その中で最適な配置図作成ソフトを選択することは非常に困難であるといえます。

まずはどんな配置図作成したいのか、必要なのか目的を明確にすることが重要になってくるでしょう。今回の記事を参考に、配置図作成ソフトのそれぞれの特徴を確認していき、より自身に合ったものを選択していきましょう。