家造りは、土地から建物のあらゆるものを決めていくことが必要な大変労力がかかるものです。そんな家造りにおける重要度の高いもののひとつに「間取り」があります。リビングなどの各部屋の大きさや位置を決める「間取り」は後から変更できない部分であり、住んでからの快適性にも関わる重要な部分です。
そんな「間取り」を検討するうえで便利な間取りシミュレーションができるサイトがあります。今回の記事では間取りの検討に役立つ間取りシミュレーションサイトを紹介していきます。
ぜひ間取り決定の方法のひとつとして参考にしてみてください。
1.EdrawMax
WEBサイト名 |
EdrawMax |
公式サイト |
https://www.edrawmax.com/online/jp/ |
特徴 |
多機能で使いやすい作図・製図に特化した作図ツール |
EdrawMaxは多機能な図面だけなく表の作成なども簡単に行える無料作図ツールです。200種以上の豊富なテンプレートが用意されており、間取り図に限らず多種多様な図面の作成に対応しています。
基本図形や文字についても種類が豊富で効率的な間取り図作成が可能となっています。直感的な操作性で、ドラッグ&ドロップするだけで作図が行えます。
ここからはそんな多機能で使いやすいEdrawMaxでの間取り図作成の手順について紹介していきます。
- まずはEdrawMaxを開き「新規作成」から新しい図面を選択します。
さらに既存テンプレートの「間取り」を使用すれば図面作成の時間短縮が行えます。
- 次に図面のページサイズなどを設定していきます。
印刷時などのサイズに合わせてページサイズや単位などの設定を行っていきます。
- 縮尺などの設定が完了したら、「ライブラリ」内の図形を使用して、家の外壁部分の構造を作成していきます。
「部屋」「外壁」「壁」などの図形があるため、適したものを選択して、図面内に落とし込んでいきます。
4.壁などが作成され部屋が出来上がったら、今度は内部に設置する建具や家具の設置を行います。
こちらもライブラリや基本図形を使用して作成の方を進めていきます。
5.必要なヵ所には寸法も記入していきましょう。
寸法はライブラリから選択するさまざまな種類の寸法表記が出るので、適したものを選択して使用しましょう。
6.図面作成の方が完了したら「間取り図のテーマ」を変更してみましょう。
これによって、塗りつぶしの色や線、テキストのスタイルが全体で変更されます。
全体的な色味の変更を行う際など非常に便利です。
上記のような流れで間取り図の作成は進めていきます。
早く使いこなすために、まずは簡単なものから操作していきながら覚えていく方法がおすすめです。
2.マイホームクラウド
WEBサイト名 |
マイホームクラウド |
公式サイト |
https://myhome-cloud.net/ |
特徴 |
リアルな住宅図面やパースを無料作成できる |
マイホームクラウドは、インターネット上で間取り図が作成できる無料のサービスです。
無料とは思えない高画質なレンダリングが可能であり、作成した3Dモデルの中をウォークスルーで見ることができ、平面ではわからなかった3次元の状態を確認できます。
基本的な住設、家具などの素材は設定されており、建具素材約20点、家具設備約50点が搭載されています。
これらのサイズを自由に変更することでよりリアルな間取り図の作成が可能となっています。
素材の数が他の間取りサービスに比べて少なめですが、操作がわかりやすく間取り作成初心者向けのサービスであるといえます。
3.タウンライフ家づくり
WEBサイト名 |
タウンライフ家づくり |
公式サイト |
https://www.town-life.jp/home/madori/ |
特徴 |
希望に沿った間取りプランを専門家が提案してくれる |
タウンライフ家づくりは、基準をクリアした優良注文住宅会社に、間取りプラン、資金計画や見積り、土地の提案を一括に依頼できる無料のサービスです。希望に沿ったプロ目線でのオリジナルの間取りを提案してもらえるのが大きなメリットです。間取りだけでなく、金額面のことや土地に関する提案も行われていますので、より具体的な住宅の計画を進めやすいです。
自身で間取りを作成しても、実現できない間取りになってしまう場合などもあるため、希望はあっても間取り作成に自信が無い方におすすめです。
4.floor planner(フロアプランナー)
WEBサイト名 |
floor planner(フロアプランナー) |
公式サイト |
https://floorplanner.com/ja/personal |
特徴 |
世界中で使用されている機能性の高い無料ソフト |
floor planner(フロアプランナー)はプラウザ上で間取り作成が可能な無料のソフトです。
3D表示にも対応しており、より詳細な間取り図の作成を行うことが可能となっています。
建具の配置が3D表示可能であるため、選択がしやすいのも特徴のひとつです。
建具の素材として、窓約30点、ドア約50点、家具設備約1500点の豊富な素材から選択できます。
直感的な操作性で、トレーニングなどの必要もなくすぐに間取り図の作成が行えます。
学校向けにも提供されているソフトで信頼性の高いツールとなっていますので、どんな方でも使用可能な万能なツールであるといえます。
5.Homestyler(ホームスタイラー)
WEBサイト名 |
Homestyler(ホームスタイラー) |
公式サイト |
https://www.homestyler.com/?lang=ja_JP |
特徴 |
スマホでも操作可能な高機能な無料間取り作成ツール |
Homestyler(ホームスタイラー)ではフロアプランイメージをインポートして自動で3Dルームが作成可能となっています。
これにより、簡単な操作で複雑3Dパースが出来上がり、イメージの確認が可能です。
Homestyler(ホームスタイラー)は素材として、窓約200点、ドア約160点、家具設備約10000点の多種多様な基本素材を取り揃えています。
その他にもデザイン機能が充実しており、ワンクリックで簡単に内装デザインの生成が行え、現実的で高品質なレンダリング機能によって、よりリアルな内観イメージを作成できます。
パソコンがなくても、アプリをダウンロードすることでスマホでも操作可能であるため、思いついたイメージをその場作成可能となっています。
間取りだけでなくリアルな内観をイメージするためにおすすめツールであるといえます。
6.住宅間取り設計
WEBサイト名 |
住宅間取り設計 |
公式サイト |
https://www.madori.org/ |
特徴 |
建築知識が必要なくシンプルで簡単な無料間取り設計ソフト |
住宅間取り設計は無料の間取り設計ソフトです。
そのシンプルな簡単な操作性から教材として全国の教育機関で利用されている実績があります。
パソコンとスマホ両方で使用できるのも特徴のひとつです。
部屋を選択するだけで、家具が自動で作成されるため、おおまかな間取り設計が簡単に行えます。
3Dシミュレーションも可能となっているため、平面的な間取りだけでなく立体的な間取り設計も可能です。
使用できる素材としては、窓約30点、ドア約50点、家具設備約1500点の素材が用意されています。
公式HPでは操作方法などをyoutubeにて詳しく解説されているため、初心者でも迷うことなく使用可能であるため、初心者にもおすすめの間取り設計ソフトであるといえます。
まとめ:間取りシミュレーションサイトを選ぶポイント
今回の記事では、間取りシミュレーションできるサイトについていくつか紹介していきました。
紹介したもの以外でも多機能で使いやすいサイトが多くどれがいいのか迷うものでしょう。
そんな間取りシミュレーションサイトを選ぶポイントとしては、
・使用するデバイスに対応しているか
・全て無料で使用できるのか、一部有料であるのか
・3Dでの作図、表示が可能であるのか
上記の内容を参考にシミュレーションサイトを選択することもおすすめです。
多くの種類があり、それぞれにメリット、デメリット、使用者との相性などがあるため、どれが一番であるか使用してみなければわからない部分もあります。
ほとんどのサイトが無料で使用かのうであるため、色々なサイトを利用し、自身に合ったものを選択し、理想の間取り設計を行ってください。