10月から12月の間は、大学で面接が伴う推薦・AO入試が多く実施されています。現在も多くの学生が、面接練習に励んでいることと思います。しかし、緊張が伴う面接会場で思ったような答弁が出来るか不安になることも多いはずです。
今回は、大学受験の面接でよく聞かれる定番の質問を紹介し、考えるべきポイントについてまとめてみました。これから推薦入試やAO入試で面接を受ける高校生の方、ぜひお役立てください。
- 目次 -
Part 1: 面接の方向を決めるのは自己紹介
「簡単に自己紹介をお願いします」
面接の最初に聞かれる質問は、上記のような自己紹介が面接での一般的なスタートです。面接官からすると、ある程度の情報は事前の書類審査で把握していますが、受験生の人柄を大まかに把握する狙いもあります。
自己紹介のポイントは短くわかりやすくを意識しましょう。あまりにも情報を入れ込みすぎぎすると、かえって面接のメインで話すことがなくなります。氏名と高校名、受験番号など簡潔に話すくらいで十分です。
ただし、その後の質問で志望理由画を聞かれることが多く、その情報をもとに展開していくことを意識しておきましょう。
Part 2: 最低でも準備するべき5つの質問
上図:EdrawMindで作成した面接試験の内容☜☜
面接試験でよく聞かれる絶対に準備が必要な5つの質問と考え方をまとめました。
2. 将来のこと
3. 高校生活について
4. 長所・短所について
5. 自己PR
2.1 志望理由について
「本学を選んだ理由を教えてください。」
いちばんオーソドックスな理由ですが、これ以降の質問が定まる大事な質問と言えるでしょう。志望する大学となった理由、エピソードなど順序立てて話すことが必要です。
大学HPに書いてあることをずらずら並べるより、オープンキャンパスに参加した印象や、志望動機に係わる体験談を話すほうが強い印象をもってもらえます。
2.2 将来について
「本学でどんなことを学びたいですか?」
「将来どのようなことをしたいと考えていますか?」
大学では、入学を希望する高校生が、どこまで情報を調べて、具体的に考えた上で水潜入を考えたかを判断しています。そのため、ある程度のプランニングをして、当日は具体的に話をしましょう。加えて、将来就きたい職業や行動についてもアピールすることがポイントです。
2.3 高校生活について
「高校生活で一番心に残っていることは何ですか?」
「高校生活で頑張ったことを教えてください。」
高校生活に関する質問は、集団生活の中でどのような行動を取れる学生かを見極めることができます。学校イベントや部活動を通して、何を学び、どう活かしてきたのかが大事です。志望理由や将来の進路と関連づけることができることが理想になります。
2.4 長所・短所について
「あなたの長所と短所を教えてください。」
知識だけでなく「人間性」を問う面接も多いです。
長所・短所を自分で話すのは難しいですが、一度周りの意見に耳を傾けて、まとめておくことをおすすめします。特に短所については、意識している克服法や努力についても話すことが大事です。具体的な経験や行動例を交えて話すと良いでしょう。
2.5 自己PR
「簡単に自己PRをお願いします。」
大学は期待できる人材を見つけたいと考えています。自己PRは他の受験生との違いを示せるチャンスなので、しっかりと準備をしておきましょう。コツとしては、出来ることや能力自慢に走るのではなく、どんなことを頑張れる人間であるか、どんなことに喜びや誇りをもって行動できるか、証明となる過去の体験を交えてアピールが重要です。
Part 3: その大学でないといけない面接準備が正解
面接で志望理由を答える場合は、複数の理由を組み合わせること意識しないといけません。一つの理由だけでは、他に該当する候補の大学も出てきます。
「なぜ本学を選びましたか、なぜ○○学部ですか」
という質問には、複数の理由を組み合わせた結果、この大学しか考えられない!という強い理由になるように、しっかりと答えを考えておきましょう。
3.1 考えるポイント
カリキュラム
教授・ゼミナール
実習内容
入学への意欲、熱意を大学における具体的な情報を盛り込んで、自分の言葉で表現することが大事になります。点数や偏差値ではなく、大学の設備やこれまでの実績をみての判断が評価されます。
3.2 意外とNGな答え「先生に薦められて」
「先生に薦められて」大学を決めたという回答例も多いですが、評価が低い可能性があります。自主性不足の印象を与えてしまうからです。あくまでも興味をもち、自分で決めたという部分を強調しましょう。
3.3 カンペはNG!マインドマップで要点をまとめておこう!
上図:EdrawMindで作成した面接試験の内容
推薦入試によっては、なんらかのプレゼンを求められる場合もありますが、カンペとして原稿用紙を読むのはNGですが、メモ的なものを持つことは問題ではありません。
マインドマップで伝えたい言葉だけを連ねて、言葉が飛んだときに確認することで思い出せる場合が多いです。
Part 4: まとめ
今回はマインドマップを活用して、GoToキャンペーンや娯楽に使えるプランニングの方法を紹介しました。しっかりと情報をまとめておくことで、有意義に過ごすことができます。マインドマップ作成に優れたアプリであるEdrawMindひとつあれば、気楽にマインドマップにとりくめるはずです。これからの準備にお役立てください。