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サンキーダイアグラム作成ツール7選

edraw編集者
編集者: Edraw

サンキーダイアグラムを作成したいけどどんなソフトを利用したらいいの?データを準備する方法がわからない。

そのような問題を抱えている方へ。

この記事では問題を解決するための便利なサンキーダイアグラム作成ツールを7つご紹介します。

1.おススメのサンキー ダイアグラム作成ツール7選

サンキーダイアグラムとは、工程やフェーズごとの原料、製品、情報などの流量を表す図表です。

大きな量のデータを視覚的に表すことで全体像を把握できることが特徴です。

サンキーダイアグラムを作成できるアプリケーションを7つ紹介します。

順にみていきましょう。

1.1 SankeyArt

SankeyArtスクショ

出典:https://www.sankeyart.com/

項目 内容
ツールの特徴 ブラウザで利用できるサンキーアート作成ツール
長所
  • 入力画面が見やすい
  • ノード間の不整合を知らせてくれる
  • 無料で利用できる
短所
  • 他のグラフ、表は作成できない
  • エクスポートできる形式がPNGのみ
  • レイアウトが単調
活用場面とおすすめの方 サンキーダイアグラムを無料で利用したいという方へおすすめ
公式サイト https://www.sankeyart.com/
対応言語 英語
対応OS Windows、Mac、iPhone、Android
価格 無料
ガイドブックのURL https://www.sankeyart.com/features/

1.2 EdrawMax

EdrawMaxスクショ

項目 内容
ツールの特徴 AI機能搭載の描画ソフト
長所
  • デザインのカスタマイズができる
  • 図表のテンプレートが多数
  • クラウド領域が利用できる
短所
  • アップデートが必要
  • 無料版は機能が制限される
  • 高度なグラフは容量が重い
活用場面とおすすめの方 サンキーダイアグラムを業務またはプライベートで利用するのに適しています。
サンキーダイアグラムを利用した資料や文書作成がしたい人におすすめです。
公式サイト https://www.edrawsoft.com/jp/edraw-max/
対応言語 日本語、英語、中国語、イタリア語、フランス語、ポルトガル語他
対応OS Windows、Mac、iPhone、Android、Linux
価格 9,800円/年~
有料版の機能
  • 保存できるファイルが無制限
  • テーマ、フローアニメーションなどの機能が無制限で利用できる
ガイドブックのURL https://www.edrawsoft.com/jp/create-chart-and-graph.html

1.3 Origin

Originスクショ

出典:https://www.lightstone.co.jp/origin/feature/sankey.html

項目 内容
ツールの特徴 多次元のデータを扱える高性能なソフトウェア
長所
  • 複雑なグラフを描画できる
  • 特殊文字や線形曲線、treemapを利用したツリーマップを作成できる
  • 企業対象に導入サポートが受けられる
短所
  • 価格が高価
  • 互換性が少ない
  • 操作性が他のソフトより劣る
活用場面とおすすめの方 研究、学術で専門分野で図表を扱う際に活用できます
ビジネス、大学機関などでの利用に適しています
公式サイト https://www.lightstone.co.jp/origin/feature/sankey.html
対応言語 日本語、英語
対応OS Windows、Mac、iPhone、Android
価格 92,400円~
無料版と有料版の機能差 無料版は21日限定で有料版と同じのためなし
ガイドブックのURL https://www.lightstone.co.jp/origin/feature/ug.html

1.4 Google Charts

GoogleChartsスクショ

出典:https://developers.google.com/chart?hl=ja

項目 内容
ツールの特徴 javascriptライブラリを読み込みブラウザでグラフを表示する形式
長所
  • google社の提供する高精度なグラフが利用できる
  • 無料で利用できる
  • 他のグラフもライブラリに豊富に用意されている
短所
  • javascriptの知識が必要
  • カスタマイズができにくい
  • エクスポートができない
活用場面とおすすめの方 素早くデータをグラフとして変換したいと考える方におすすめです
共有できないので、プライベートの利用に適しています
公式サイト https://developers.google.com/chart?hl=ja
対応言語 日本語、英語、中国語、ドイツ語、スペイン語他
対応OS Windows、Mac、iPhone、Android
価格 無料
ガイドブックのURL https://developers.google.com/chart/interactive/docs?hl=ja

1.5 Sankeymatic

SankeyMaticスクショ

出典元:https://sankeymatic.com/

項目 内容
ツールの特徴 収支、物流、ページ遷移などを表すサンキーダイアグラム作成のためのツール
長所
  • データの入力方法が簡潔
  • インストールなしでブラウザ利用ができる
  • ノードやフローの要素のデザインが複数の種類から選択できる
短所
  • 色指定などの入力はコード形式となっていて使いにくい
  • 他のグラフ、表は作成できない
  • サイトが英語表記になっている
活用場面とおすすめの方 エクセルのデータを加工したり関数に強い方におすすめです。
公式サイト https://sankeymatic.com/
対応言語 日本語、英語
対応OS Windows、Mac、iPhone、Android
価格 無料
ガイドブックのURL https://sankeymatic.com/manual/

1.6 Mermaid

Mermaidスクショ

出典:https://www.mermaidchart.com/

項目 内容
ツールの特徴 javascriptでフローチャートやマインドマップを作成するブラウザアプリ
長所
  • 図表ごとのテンプレートが準備されている
  • AIとのチャットで作成の補助を受けられる
  • ワードなどにアドインで追加できる
短所
  • javascriptの利用に慣れていないと使いにくい
  • AIのチャットを含めてすべて英語表記となっている
  • アカウント登録が必要
活用場面とおすすめの方 javascriptを利用して図表作成がしたい方におすすめ
公式サイト https://www.mermaidchart.com/
対応言語 英語
対応OS Windows、Mac、iPhone、Android
価格 6.67ドル/月~
https://www.mermaidchart.com/pricing
無料と有料の機能の違い
  • 無制限でコメント挿入、図表を利用できる
  • AIによる図表作成ができる
ガイドブックのURL https://mermaid.js.org/syntax/sankey.html

1.7 Excel

項目 内容
ツールの特徴 表計算に役立つ使いやすいソフトウェア
長所
  • 関数やツールを用いてデータの加工がしやすい
  • ブラウザ版も利用できる
  • 文章やイラストなども編集できる
短所
  • 互換性が少ない
  • ファイルの管理が面倒
  • 操作が分かりにくい
活用場面とおすすめの方 データからサンキーダイアグラムを作成してデータの見直しをしたい方にお勧めです。
ファイルを共有できるのでチーム開発や研究にも利用できます。
公式サイト https://www.microsoft.com/ja-jp/microsoft-365/excel
対応言語 日本語、英語、中国語、ベトナム語、韓国語、フランス語他
対応OS Windows、Mac、iPhone、Android
価格 899円/月~
https://www.microsoft.com/ja-jp/microsoft-365/business/compare-all-microsoft-365-business-products
無料版と有料版の機能の違い
  • 同時に複数デバイスでログイン可能
  • Microsoft CopilotでAIによる提案が受けられる
ガイドブックのURL https://www.microsoft.com/ja-jp/microsoft-365/excel
その他の重要な情報 通常のExcelのテンプレートにはサンキーダイアグラムはありません。
アドインからプラグインをインストールして編集します。
サンキーダイアグラムに対応しているプラグインの例としてはChartExpoがあります。

2.サンキーダイアグラムを作成する手順

EdrawMaxは、フローチャートや各種グラフを編集するためのソフトウェアです。

サンキーダイアグラムをはじめ、円グラフ、棒グラフのテンプレートも多数用意されています。

EdrawMaxサイト1

今回EdrawMaxのブラウザ版のEdrawMax onlineで編集を行います。

https://www.edrawmax.com/online/jp/

  • データを準備する

1列目:始点(基本項目)

2列目:終点(移行先)

3列目:数値(数量データ)

という規則でデータを準備します。

元データ

②「新規作成」を選択する

新規作成

③左の「グラフ」メニューを押下する

グラフ選択

④「インタラクティブ」タブから「サンキーダイアグラム」を選択する

⑤サンキーダイアグラムが描画領域に挿入される

サンキーダイアグラム描画画面

⑥グラフエリアをクリックすると編集メニューが表示されるので「データを編集」を選択する

編集メニュー

⑦データを入力する表から「インポート」を選択する

インポート

⑧ファイルを選択する

ファイル選択

⑨データが反映される

データ反映後

⑩レイアウトやタイトルを編集する

タイトル編集

サンキーダイアグラムが作成されました。

3.サンキー ダイアグラム作成に関するFAQs

サンキーダイアグラム作成に関するよくある質問です。

3.1 サンキーダイアグラムを作成する際のデータ形式はどのようになりますか?

サンキーダイアグラムの作成に必要なデータについては記事内でお伝えした通り

ノード、数量の情報が必要です。

データ間のフローをすべてピックアップしてそれらの開始ノード、終了ノード、フロー間の数量のデータを準備します。

これらをデータとしてあらわすと下図のように3行のデータの集合した形になります。

ノードを2つ以上に増やすことも可能です。

その場合はそれぞれのノードに対応した属性に記入してデータ作成を行います。

Source Node ID Target Node ID Flow Value
     
     
     

3.2 サンキーダイアグラムの作成に特別なスキルは必要ですか?

いいえ。特別なスキルは必要ありません。サンキーダイアグラムの作成をするには、データを準備したらいいのみです。

ご紹介したソフトを利用したら自動で簡単にサンキーダイアグラムが作成できます。

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