「記憶の木」とも呼ばれるメモリーツリーは、大量の知識の効率的な記憶と長期保持を可能にします。
本記事ではメモリーツリーのメリットと活用例、具体的な書き方について解説します。
1.「メモリーツリー」勉強法とは?そのメリットは?
メモリーツリーは、学習内容を視覚的に整理し記憶するための効果的な勉強法です。メモリーツリーはもともとマインドマップの発想を基にしているため根本的な構造は同じです。
メモリーツリーの主なメリットは以下の5つです。
- 情報を視覚的に表現し自分の思考をより分かりやすく理解・整理できる
- 関連する情報をつなげて書くことでテーマに対する理解が深まる
- 視覚的な要素や関連性の活用により単純な暗記よりも効果的に情報を記憶できる
- 一枚の紙に全体が表現されるため学習内容の全体像を容易に把握できる
- 色やイラストを加えることで楽しんで学習できる
メモリーツリーでは中心にテーマを置き、そこから放射状に関連する情報を枝のように広げていく樹形図のような形式で作成します。
これにより例えば「歴史:年表や出来事の因果関係」、「地理:国や地域ごとの特徴」、「英語:同義語や反意語、関連表現」といった多くの要素を、分類や関連性を保ったまま整理するのに活用できます。
関連性を意識しながら視覚的に整理・表現するメモリーツリーは、テキストのみの情報よりも脳が処理しやすいとされています。このアプローチは脳の情報処理メカニズムに沿っており、学習効率を高め長期的な記憶の定着を促進できます。
2.メモリーツリーの活用例と書き方
メモリーツリーは、手描きでノートにまとめてもよいですがデジタルツールを使うとより簡単に作成でき、情報の整理や追加もスムーズです。ここでは中学校の歴史で重要な「平安時代」をテーマに、マインドマップに特化したソフトウェア「EdrawMind」でメモリーツリーを作る方法と活用の仕方について解説します。
2.1.覚える主要テーマの設定
まずは新しいマインドマップを作成し、中央のノードに「平安時代」と入力します。
2.2.主要なブランチの追加
次に、中心となるテーマから放射状に主要なブランチ(メイントピック)を追加します。何をメイントピックにするかは、「本」の構成を参考にしてみましょう。主要テーマが「本のタイトル」とするなら、メインブランチは「本の見出し(章)」にあたります。
この例だと、「政治」「経済」「文化」「外交」「社会」などをメイントピックにするとよいでしょう。
2.3.サブトピックの展開
メイントピックを設定したら、各カテゴリーに関連する重要事項をサブトピック(本でいうところの「節」にあたるもの)としてそれぞれ展開します。
2.4.各トピックの内容を広げる
サブトピックの下に、本でいうと「文章」にあたる細かい内容について項目を追加します。学んだことや学ぶべきこと、年号を追加していきましょう。
2.5. 視覚的要素の活用
記憶を促進するためにも、重要度に応じて文字の大きさ・線の太さを変えたり、アイコンを追加したりしましょう。楽しんで覚えるために背景をカラフルにしたり、ゴロ合わせやイラストを追加したりするのもおすすめです。
2.6.要素の補足
関連のあるトピック同士を線で結んで関係性を示したり、整理している途中の疑問点や解説、覚え方のコツなどをフローティングトピックとしてまとめたりするとメモリーツリーのメリットを一層活かせます。
作成したメモリーツリーは全体像を把握するために定期的に見直し、新しい情報を学んだら随時追加し、知識の拡張に役立てましょう。
3.メモリーツリーを作成する時、やっちゃいけないことは?
メモリーツリーを学習に効果的に役立てるためには、以下の点に注意しましょう。
1.細かいことにこだわりすぎない |
特定のトピックに夢中になりすぎると把握しきれなくなるため、ポイントを絞って記載する |
2.デザインにこだわりすぎない |
デザインにこだわりすぎると「作って満足」に陥りがちなので、見た目の美しさより内容の充実を優先する |
3.大きすぎるマップを作成しない |
一つのマップに詰め込みすぎるとみにくくなるため、必要に応じて複数のメモリーツリーに分割する |
4.考えすぎない |
要素を柔軟に追加・編集できるメモリーツリーのメリットを活かして、一回で完璧にしようとせず情報整理のプロセスとしても活用する |
5.テキストのみに頼りすぎない |
文字情報だけでなく、イラストや色、記号などの視覚的要素を加えて記憶の定着を促進する |
6.一度作ったら終わりにしない |
学習の進展や新しい情報の発見に合わせて定期的に更新・修正を行う |
4.おススメのメモリーツリーEdrawMind
メモリーツリーを効果的に学習に活用したい方にとって、EdrawMindは効果的なツールです。以下でメモリーツリー作成に役立つEdrawMindの機能と特徴について解説します。
4.1.学習内容の整理をさまたげない直感的な操作性
EdrawMindの使いやすいインターフェースは、複雑な操作に時間を取られることもありせん。トピックの追加はキー1つで可能なうえに、自動レイアウト機能によりトピックの移動もドラッグ&ドロップひとつで簡単です。
4.2.豊富なカスタマイズ機能
EdrawMindの特徴のひとつがカスタマイズ性の高さです。22種類のテーマと40の配色、750以上のアイコンを駆使して、記憶に残りやすく楽しく学習できるデザイン性の高いメモリーツリーを作成できます。
4.3.AI機能による学習サポート
EdrawMindは一からメモリーツリーを作成するのも簡単ですが、AIマインドマップ機能でキーワードを入力するだけで関連するノードが自動生成でき作成の効率化も可能です。
4.4.どこでも学習可能なマルチプラットフォーム対応
EdrawMindはダウンロード版だけでなくオンライン版もあるマルチプラットフォーム対応のソフトウェアです。「自宅のパソコンで作成して移動中にスマートフォンで確認する」といった使い方も可能なため、場所を選ばず学習を継続できます。
4.5.発表にも使えるエクスポート機能
EdrawMindは作成したメモリーツリーをPowerPoint形式にエクスポート・変換可能なため、学習だけでなく発表にも効果的に活用できます。
まとめ
メモリーツリーは文章と比較して多くの情報を簡潔かつ視覚的に示せるため、特に歴史や英単語のような暗記を中心とした学習に効果的なツールです。完成したメモリーツリーが記憶の定着に役立つのはもちろん、作成プロセスでも情報の理解と記憶の促進ができ学習効果が高まります。
メモリーツリーの作成におすすめなのが、手描きより情報の追加や編集が容易なデジタルツールの活用です。EdrawMindは無料版でも100個までのノード作成が可能で、基本的な学習には十分です。
メモリーツリーと、メモリーツリーの作成に役立つマインドマップツール「EdrawMind」は学習効率を上げたい学生からビジネスパーソンまで、幅広いユーザーにおすすめのツールです。まずは無料版で試してみて、その効果を実感してみてはいかがでしょうか。