毎年年の初めには、「○○できたらいいな」「○○になれるといいな」と漠然とでも目標を持っている人が大半でしょう。一年を漫然と過ごしてしまった人も、さらなる目標達成を目指す人も、新しい年はその目標を「やりたいことリスト」で可視化して充実した一年を目指すのはどうでしょうか。
本記事では、個人向けの「やりたいことリスト100」具体例と作成のポイント、タスク管理に役立つ「カンバンボード」を使った作成・管理方法について紹介します。
1. 2025年の100やりたいことリスト【30ー40代】の具体例一覧を紹介!
普段「あれもいつかやりたい」「これもやりたい」と思っていても、いざ「やりたいことを100個挙げる」となるとすぐには思いつかない人が多いのではないでしょうか。
ここでは、30~40代の人に向けた「100やりたいことリスト」の具体例を紹介します。このリストを参考に、オリジナルの充実した1年を計画してみましょう。
|
|
リストを作っても、それを適切に管理しなければ「作って満足」で終わってしまいます。そこで役立つのがタスクを「ToDo」「進行中」「完了」などの列に分けて視覚化する「カンバンボード」です。ビジネスツールとして有名なカンバンボードですが、シンプルで直感的な管理方法なのでプライベートのタスク管理にも最適です。
以下が上で挙げた100のリストをカンバンボードにしたサンプルテンプレートです。
カンバンボードを使ってやりたいことリストを管理すれば、達成状況を一目で把握でき、モチベーションを維持したまま目標達成に向けて取り組めます。
2.やりたいことリストを作成するポイント
せっかくやりたいことリストを作るなら、コツをおさえて充実したリストを準備しましょう。ここではやりたいことリストを作成する際のポイントについて紹介します。
2.1 何をやりたいことリストに記入すべき?
あとから思いついたときに随時追加してもよいですが、やりたいことリストを考えるときは生活、仕事、趣味、家族・友人など、カテゴリー別に分けて考えるとやりたいことを漏れなくリストアップできます。
ジャンル別だけでなく短期・中期・長期と達成までのスパンで分けて考えてみるのもよいでしょう。「やりたいこと」は、達成できたかどうか客観的に分かるような具体的な目標を設定しておくのもポイントです。
また、「できそうもない」「お金がかかる」と思うことでもまずは書いてみると思考のブロックが外れやりたいことがたくさん思いつきます。
注意しておきたい点として、高い目標ばかりを掲げすぎるとリストを見ること自体が負担になってしまいます。そのため、リストをこなすのが楽しくなるような気軽に達成できる目標もたくさん入れておきましょう。例えば「ずっと気になっているカフェに行く」「観たい映画に友人を誘う」といった楽しみかつ簡単に実行できる項目を含めるとリストを見る習慣が身に付きます。
最後のポイントが、作ったときの項目に固執しないことです。1年の間に興味・関心は変わります。定期的にリストを見直し、削除・追加を重ねることで常に新鮮で魅力的なリストを維持できます。
もちろん「100個」という数にこだわる必要すらありません。やりたいことが100個を超えるほどあふれる1年も魅力的ではないでしょうか。
2.2 何を使ってやりたいことリストを作る?
やりたいことリストはノートなどに書くのもよいですが、手軽に作成・管理できるデジタルツールの使用がおすすめです。ノートや手帳だと持ち歩いたり改まって開いたりする必要がありますが、スマートフォンやパソコンで利用できるアプリやソフトウェアを活用すれば、いつでもどこでも簡単に確認や修正、更新が可能です。
また、アプリのメリットは画像や関連リンクの添付も可能な点です。画像や参考サイトがいつでも確認できるため、モチベーションアップにもなるうえにやりたいことにも取り掛かりやすくなります。
さらに、やりたいことを「完了」欄に入れると達成感もアップしモチベーション維持にも効果的です。小さな目標の達成を積み重ねる喜びを感じながら、より大きな目標に近付いていきましょう。
3.やりたいことリストをカンバンボードで作成する方法
やりたいことリストを効果的に管理するには、デジタルツールの活用がおすすめです。特に、マインドマップソフトの「EdrawMind」は、アイデア整理に便利なマインドマップ機能に加え、目標管理に最適なカンバンボード機能も搭載しています。このカンバンボード機能を使えば、やりたいことリストを視覚的に管理し、進捗状況を簡単に把握できます。
次にEdrawMindのカンバンボード機能を使ってやりたいことリストを作成・管理する方法を紹介します。
3.1. やりたいことをカードとして作成
EdrawMindを起動し、「ワークベンチ」から「作成」→「カンバンボード」をクリックします。
初期状態ではマインドマップが表示されるので、画面の左上から「アウトライン」または「カンバンモード」に切り替えます。カンバンモードでは、一番左の列の「+新しいカード」をクリックすると新しいカードを作成できます。カードに自分のやりたいことを入力しましょう。
数が少ないときは直接1枚1枚入力するのもよいですが、100個ともなると大変です。入力する項目が多いときは、アウトラインモードに切り替えるとテキストで連続して入力できるので楽に項目が作れます。
3.1. 列の設定
すべてのやりたいことが入力し終わったら、カンバンモードから列の設定をしましょう。
作図画面上部の「+グループを追加」ボタンをクリックすると新しい列(カテゴリー)を追加できるので「やりたいこと」「途中」「達成済」など、わかりやすい列を作成しましょう。列の色はタイトル横の3点マークから変更も可能です。
「やりたいことについて「短期・中期・長期」などに細かく分けるなど、自由にカスタマイズしましょう。
3.3. カードの詳細設定
作成したカードは個別に色が変更でき、優先度や進行状況、期限も設定できます。趣味はオレンジ、自己啓発は青、運動は緑、お出かけはピンクなどカードの色で分類するのもよいでしょう。
また、カードには「挿入」メニューから画像やファイル、ハイパーリンクも設定できます。参考サイトやイメージ画像を添付して関連情報の管理やモチベーションアップに利用しましょう。
3.4. 進捗状況の管理
やりたいことカードは着手したときに「途中」列、達成したときは「達成済」列といったようにドラッグ&ドロップで簡単に列を移動できます。
また、100個もあると目標を探すのも大変です。EdrawMindには「フィルター」機能や「並べ替え」機能があり、検索性も抜群です。
3.5. 定期的な見直しと更新
やりたいことリストは定期的に確認しましょう。達成したやりたいことを振り返り達成感を味わうとともに、新しくやりたいことが出てきたら追加したり、興味が薄れたものは削除したりと柔軟に更新していくと新鮮で魅力的なリストが維持できます。
まとめ
「いつかやってみたいな」と思いつつそのままになっていることはありませんか?そんな夢や目標を思うままに書き出し可視化・具体化できるのが、やりたいことリストです。日々の忙しさに追われて、自分のやりたいことを忘れがちな私たちにとって、やりたいことリストは自分自身を見つめ直すきっかけになります。
一年を充実した楽しいことで彩り、新しい年をより良いものにするためにも「EdrawMind」を使ってやりたいことリストで目標や夢を整理し、理想の実現への第一歩を踏み出しましょう。