ビジネス、マーケティング 知識

マトリックスとは?

マトリクス図の書き方についてご解紹介する
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編集者: Edraw

「ビジネスのシーンにおいて、ほとんどの方が「マトリックス(マトリクス)」という言葉を耳にしたことがあるのではないでしょうか。では具体的に「マトリックス」とは何なのか、どのように作成して使用されるものなのでしょう?ここでは「マトリックス」について解説をしていきます。

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Part 1: マトリックスについて

マトリックス」とは、英語の「Matrix」に由来し、元々は「母体」「基盤」などを意味する言葉ですが、一般的に「数学の行列」のことを指します。また、ビジネスの場においては、縦軸と横軸に情報を分類して関係性や相関関係をとらえるための「マトリックス図(マトリックス表)」を指す場合が多いです。マーケティングやコンサルティングなどのロジカルシンキング的なアプローチが必要な際に重宝されています。

マトリックス図」を使用すると、検討したい項目の比較が容易になり、優先順位や関連性を見つけやすくなるのが最大のメリットと言えるでしょう。また、図として情報を書き込むことで視覚的に整理されるため、全体をもれなく俯瞰することができたり、相手に対して分かりやすく伝えたりもできるという点においても非常に有用です。さらに、発想ツールとして利用もすることも可能です。


Part 2: マトリックスの書き方

「マトリックス図」では、縦(列)と横(行)に検討したい項目を配置していきます。 ここでは最もシンプルで基本的な2×2の構図で作成される「マトリックス図」の書き方を見ていきましょう。

「マトリックス図」のひとつに「SWOT分析」があります。SWOT(スウォット)分析は「強み(Strength)、弱み(Weakness)、機会(Opportunity)、脅威(Threat)」の頭文字から命名されたマーケティングの分析手法です。縦軸が「内部環境(強みと弱み)」、横軸が「外部環境(機会と脅威)」となり、この4つを分析することによって自社の市場機会や事業課題を発見します。

SWOT(スウォット)分析

また、横(行)に検討したい項目を、縦(列)に関係性を整理したいものを書くのも一般的です。この時、目的を明確にして、そのために必要な項目を全て記入することがポイントです。マトリクス図は2×2の構図でも有効ですが、必要に応じてどんどん行・列を増やしていくことができます。

例えば、職場で解決すべき問題があり、その問題に対して4つの対策案があった場合を想定してみましょう。

縦(列)には対策案A・B・C・Dを並べ、横(行)にはコスト、実現性、期待される効果などの評価項目を並べます。そして行と列がぶつかる箇所に、それぞれの評価(〇・×・△など)を記入して関係性を整理、分析します。

マトリックスの例

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Part 3: マトリックス作成ソフト「Edraw Max」について

EdrawMaxは、マトリックス図は勿論、請求書などのビジネス文書、フローチャートプレゼンテーション間取りマインドマップ電気回路図地図データベース図など、280種類以上のダイアグラムを作ることができるオールインワン作図ソフトです。

内蔵する無料テンプレートが豊富で、利用者は自分の目的に合ったテンプレートを使用することで短時間での作成が可能であり、カスタマイズも非常に簡単です。

また、Office系ソフト(Word、PowerPoint、Excel)や、画像ファイル(bmp、jpg、png、tiff、svg、eps、ps)、PDFなど、誰でも閲覧可能な形式への書き出しが可能で、メールやSNSでのファイル共有もとても簡単です。

テンプレートを使用してマトリックス図を作る方法は非常に簡単です。EdrawMaxを起動して、[新規作成]を選択すると、基本図のテンプレートカテゴリの一覧が表示されます。その中から[マーケティング]を選択します。フォームのテンプレート一覧の中に、[マトリックス]のカテゴリがあるのでそちらを選択します。

マトリックス作成ソフト

このカテゴリ内には基本的な2×2の構図を中心に、様々な目的で使用できるマトリックス図のテンプレートが用意されていて、ユーザーは情報を記入していくだけで簡単にマトリックス図を作成することができます。操作画面の左側には様々なテンプレートを備えたライブラリがあり、図形や、一般的に多く使用されるマトリックスや文章を書き込むコンテナを、ドラッグ&ドロップするだけで使用できます。画面の右側には画像やテーブルデータなどをカスタマイズするためのサイドバーがあり、塗りつぶしや線の色の変更、テーマに沿った色の統一などのデザインのカスタマイズが可能です。

マトリックス作成ソフト

Part 4: まとめ

いかがでしたでしょうか、「マトリックス」は知っているようで実は奥が深いツールのひとつです。上手に使いこなすことによって、情報整理や分析の精度が非常に高まり、視覚的に判断がしやすくなり、ビジネスの効率を飛躍的に向上させてくれることでしょう。



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