1枚のチラシの中に、物件の概要や間取り図、契約情報などをまとめるマイソクは、不動産会社が物件を紹介するのにも欠かせない、重要な資料です。このマイソクでユーザーに興味をもってもらわなければ、入居付けにいたるのも困難になってしまいかねません。本記事では、マイソクにはどのような情報が必要なのか紹介すると同時に、作成方法や「EdrawMax」を活用した物件情報の記入方法についても解説します。
- 目次 -
Part 1: 不動産のマイソクの構成
不動産が扱うマイソクがどのような構成で作られているのか、3つの項目について解説していきます。マイソクの出来を左右する重要なポイントなので、作成前にしっかりと把握しておきましょう。
① 図面(建物の写真、間取り図など)
間取り図
マイソクでは間取り図はもちろん、建物の外観や内装などの図面や写真を載せることが大切です。間取り図だけでは実際にどのような物件かわからないため、特徴的な部分やアピールしたい箇所の写真を載せることで、物件の魅力を伝えます。
どんなに立地が良くて設備が整っている物件でも、見た目が悪いと思われてしまっては、住みたいと思ってもらえません。間取り図はわかりやすいものを用意して、掲載する写真は魅力のあるものを選びましょう。
② 物件情報
マイソクの物件情報は、以下のようなものを載せます。
• 立地
• 設備
• 間取り
• 初期費用
• 家賃
立地については最寄りの駅まで何分で、近くにどんなお店があるのかなどの情報をまとめます。設備と間取りでは、ドアや窓の位置、部屋割り、どういった設備があるのか、特徴が伝わる内容にしましょう。
さらに初期費用や家賃なども記載しておけば、資金を決めて物件を探しているユーザーに、有益な情報が伝えられます。
③ 不動産会社情報の記載
建物の情報を載せることも必要ですが、不動産会社の情報を記載することも忘れないようにしましょう。信頼が持てる会社なのか、連絡先が載っているかなども、家を購入しようとしているユーザーの判断基準になります。
Part 2: EdrawMaxで間取り図を作成することに便利な機能
さまざまな作図がおこなえるEdrawMaxでは、テンプレートや記号の作成、寸法機能などを使って間取り図を作成することも可能です。そこで、それぞれの機能でどのようなことができるのか紹介します。
① 大量の間取りテンプレートを使える
EdrawMaxの新規作成にある「建設設計」から、間取り図のテンプレートを使用できます。実際の間取りに近いものを選んで、窓やドアなどを表すパーツ素材の編集や追加をすれば、簡単に間取り図が作成できます。
一部のパーツを使うためには有料版の購入が必要になりますが、種類も豊富に揃っているので、間取り図作成をスムーズにしてくれるでしょう。まずは無料お試し版で、使用感を確認しながら、どのようなテンプレートやパーツ素材があるのか調べてみてください。
② 自作の素材を導入できる
上図:間取りの素材をEdrawMaxに導入するマニュアル
EdrawMaxでは、図形はもちろん直線や曲線なども引けるため、それらを組み合わせてオリジナルの素材も作成できます。グループ化を活用して、パーツ素材にはない記号も自由に作れるため、自分流にアレンジした間取り図を作ってみませんか。
白紙ページから、全て自分で作った記号を使うということも可能な柔軟性は、EdrawMaxならではの特徴です。
③ スマートな寸法機能
EdrawMaxの編集画面の「ライブラリー」から、寸法機能を利用することが可能です。水平寸法線や、垂直寸法線などの中から選択して、線を伸ばしたり縮めたりすることで単位を増減できます。また精度を調整したり、単位をインチやマイルなどに変更したりすることも可能なので、図形の大きさに合わせて自由にお使いください。
左側のオプションバーから単位表示をさせない設定にしたり、角度を調整したりすることも可能です。
Part 3: マイソクの作成お役に立つ機能
EdrawMaxで物件情報を記入する際は、編集画面上部にある「ホーム」の「テキスト」から、物件情報を書き込むことも可能です。また表の作成やデータを可視化するグラフィックなどもあるため、それぞれがどのように利用できるのか解説します。
① 表・フォームの作成
EdrawMaxは、ExcelやWordのように表を挿入することも可能で、物件の特徴から設備、価格などの情報を表にしてまとめられます。横軸と縦軸の数はもちろん、サイズ調整やフォントの編集、塗りつぶしなども可能です。
② データ可視化するためのグラフィック
EdrawMaxでは、データ可視化に役立つグラフィックが用意されています。単純な棒グラフから折れ線グラフ、円グラフやレーダーチャートなど、多種多様です。ライブラリーや「挿入」から選択して活用できるため、データにあったグラフィックを挿入しましょう。
データがわかりやすくまとめられていると、ユーザーも読みやすく感じ、自然と目に止まるようになります。
③ QRコード作成機能
今では、様々な不動産業者で利用されるQRコードは、お客様を物件情報やボームページへ送客し、アクセスを増やすこととなっています。EdrawMaxは、ただurlを入力して簡単にQRコードを作成することができます。
Part 4: まとめ
マイソクは物件についての情報をユーザーに伝え、興味を持ってもらうためにも重要な役割を持つ資料になります。そのためただ情報を記載するだけでなく、間取り図や写真、図表などを使って、注目してもらえるようなものでなければなりません。
そこで、それらをわかりやすく魅力的にできるツールが「EdrawMax」です。EdrawMaxではさまざまな間取り図のテンプレートから、記号や図表、寸法機能が使用できます。また自分で記号を作ったり、テキストを追加したりできるので、ぜひ活用して物件の宣伝効果のある、マイソクの作成にお役立てください。