各種資料作成やパンフレットの作成など、紙面でなにかを作成する際に役立つ「ドローソフト」。
その中でも、FP保有者でもある私がおすすめしたいのが、ワンダーシェアー株式会社が提供する「EdrawMax」です。
「EdrawMax」を使うことで「マイソク」や「間取り図」、「ライフプラン図」を簡単に作成できます。
また、「EdrawMax」では不動産業界のデザイナーが作成したテンプレートが用意されており、誰でも簡単にパッと目を惹く資料を作ることができるでしょう。
さまざまな用途があるEdrawMaxですが、今回の記事ではその中でも「ライフプラン図」に焦点を当てて、紹介していきます。
不動産業界の方や、FPとして活躍する方でライフプラン図を作成にお困りの方はぜひ参考にしてみてください。
- 目次 -
Part 1: ライフプラン図の作成が重要な理由とは
ライフプラン図はこの先の人生の中で起きるイベントを考えたうえ、そのイベントはいつ頃発生し、どの程度の費用がかかるのかを表にまとめたものです。
その際、適切なライフプラン図を作成しておくことで、前もって資金計画を立てられるだけでなく、早期に貯金を始められるでしょう。
ライフイベントの中でも、とくにお金のかかるとして「結婚費用」「教育資金」「住宅資金」「老後資金」の4つが掲げられます。
そして、今回はその中でも「住宅資金」に焦点を当ててみました。
• 不動産購入時はライフプラン図作成のチャンス
不動産を購入したタイミングは、ライフプラン図を作成するうえで絶好の機会です。
前述したように、不動産は特に大きなお金が必要となるイベントであり、一般的には購入後何十年にもわたって住宅ローンを支払わなければなりません。
そうした中でライフプラン図を作成せず、不透明な資金計画を抱えた中でローンの返済を続けていくことは顧客にとって大きな不安要素となります。
そこで、不動産の売買時にライフプラン図の作成および提案を行うことで顧客の不安を安心へと変えられるだけでなく、サービス面でも差をつけることができるでしょう。
とはいえ、素人が一からライフプラン図を作成することに不安を覚える方も多いかもしれません。また、たとえ作ったとしてもそれが顧客にとってわかりやすいかどうかはまた別問題です。
そんなとき、今回ご紹介するEdrawMaxを使用することで、パッと目を惹くライフプラン図を誰でも簡単に作成できます。
さそく、EdrawMaxでライフプラン図を作成してみました。
Part 2: EdrawMaxで作成できるライフプラン図とは
前述したように、EdrawMaxを使うことで一からライフプラン図を作成できることはもちろん、あらかじめ用意されたテンプレートをダウンロードし、使用することもできます。
上記のテンプレートを見てもわかるように、EdrawMaxで作成できるライフプラン図は視覚的にわかりやすいだけでなく、データやグラフも豊富に用意されています。
• 実際にEdrawMaxを利用してみた
さっそく、テンプレートを使いながらEdrawMaxを操作してみました。
こちらからEdrawMaxをダウンロード後、ソフトを起動した状態で使用したいテンプレート名をクリックすることで、画面上にテンプレートを呼び出せます。
※素材ダウンロードページ内『不動産を活用したライフプラン 男性版』を使用
なにかと作成が大変なグラフも、ワンクリックで好みのレイアウトに変更ができるほか、グラフのスタイルも変えられます。
また、凡例のタブにチェックを入れるだけで簡単に一項目を目立たせる機能があることに驚きました。
エクセルでも一部だけを目立たせる機能はありますが、手順がなにかと面倒くさいのもまた事実。
そうした中で、ワンクリックで直感的に操作できるEdrawMaxの使い勝手の良さを感じました。
また、プレートに使用されている各種イラスト素材も、自身で外部からインストールしたものを使用できることはもちろん、EdrawMax内にもさまざまな種類のイラスト素材が用意されています。
今回は、テンプレートを使用して簡易的なライフプラン図を作成してみました。
ライフプラン図は顧客に対し、この先「何にいくら必要なのか」を理解してもらうためのものであり、イラストや図を用いながらどれだけわかりやすく作成できるかが肝心です。
EdrawMaxを使うことで、上記のようにすっきりと明確なライフプラン図を作ることができました。
また、EdrawMaxの詳しい操作方法については「ハウツー」内に記載されているほか、「ビデオチュートリアル」で確認可能です。
わからないことがあっても、EdrawMaxであれば「技術サポート(有料版のみ)」を利用し不安や疑問点をすぐに解消できるので、安心して利用できると感じました。
Part 3: まとめ
今回、EdrawMaxを使用して最も良かったことはなんといっても、ライフプラン図の作成にかかる時間が大幅に削減されたことです。
また、法人がEdrawMaxを利用する場合、社内でマニュアルを整備することにより担当者を増やすこともできるでしょう。
ライフプラン図の作成に悩み、ドローソフトの導入を検討している方は是非この機会にWdrawMaxを試してみてはいかがでしょうか。
この記事が少しでも参考になっていたら幸いです。