PCでのメモ管理は、ビジネス・プライベートいずれにおいても膨大な情報を整理し効率化するために役立つ指針となります。
本記事ではWindows/Mac向けに、おすすめのメモアプリ8つと使い方について紹介します。
1.おすすめのPC用メモアプリ8選
早速、パソコンで使用できるめもアプリについて一つひとつ見ていきましょう。
1.1 OneNote
(出典:OneNote)
公式サイトURL |
|
特徴 |
マイクロソフトが提供するデジタルノートアプリ |
長所 |
Microsoft Officeとの連携 無料版でも十分な機能 複数人での共同編集に便利 |
短所 |
機能が多く操作に戸惑う |
活用場面・おススメの人 |
チームでの共同作業、Microsoft 365ユーザー |
対応言語 |
多言語対応 |
対応OS |
Windows/macOS/iOS/Android/Web |
価格 |
無料(Microsoftアカウント必要) |
ガイドブックURL |
https://support.microsoft.com/ja-jp/onenote |
1.2 EdrawMind
公式サイトURL |
https://www.edrawsoft.com/jp/edrawmind/ |
特徴 |
世界中で利用されているマインドマップツール |
長所 |
AIマインドマップ機能 プレゼンテーションへの変換 分かりやすい操作 |
短所 |
無料版の機能制限 |
活用場面・おススメの人 |
ブレインストーミングやプロジェクト管理 |
対応言語 |
12言語 |
対応OS |
Windows/macOS/Linux/iOS/Android |
価格 |
無料版あり、有料版5,900円/年~ |
無料版と有料版の機能差 |
トピック数、テンプレートの使用制限 |
ガイドブックURL |
https://www.edrawsoft.com/jp/guide/edrawmind/ |
1.3 Obsidian
(出典:Obsidian)
公式サイトURL |
https://obsidian.md/ |
特徴 |
豊富なプラグインによる拡張性の高さが特徴の個人の情報管理に適したノートアプリケーション |
長所 |
メモとメモが自動でつながるリンク機能 オフライン利用可能 コミュニティによる豊富な情報 |
短所 |
スマホアプリ版の操作が複雑 |
活用場面・おススメの人 |
無料で手軽にメモアプリを使用したい人 |
対応言語 |
20言語以上 |
対応OS |
Windows/macOS/Linux/iOS/Android |
価格 |
無料(商用利用は50ドル/年) |
無料版と有料版の機能差 |
優先サポート |
ガイドブックURL |
https://help.obsidian.md/Home |
1.4 Joplin
(出典:Joplin)
公式サイトURL |
https://joplinapp.org/ |
特徴 |
シンプルで直感的なUIが特徴のオープンソースノートアプリ |
長所 |
Markdown形式で検索しやすい プラグインでカスタマイズ性が高い ノートのインポート・エクスポートが容易 |
短所 |
Markdown形式の記述に慣れていないと難しい |
活用場面・おススメの人 |
Markdown形式の記述に慣れた技術者 |
対応言語 |
設定による |
対応OS |
Windows/macOS/Linux/iOS/Android |
価格 |
無料 |
ガイドブックURL |
https://joplinapp.org/help/ |
1.5 tiddlywiki
(出典:tiddlywiki)
公式サイトURL |
https://tiddlywiki.com |
特徴 |
サーバー不要でブラウザさえあれば利用できる |
長所 |
インストール不要 軽量 高いカスタマイズ性 |
短所 |
共同編集に不向き |
活用場面・おススメの人 |
インストールせずに個人用にメモを利用したい人 |
対応言語 |
10言語以上 |
対応OS |
全OS(ブラウザ動作) |
価格 |
無料 |
ガイドブックURL |
https://tiddlywiki.com/#Official%20TiddlyWiki%20Tutorial |
1.6 Notion
(出典:Notion)
公式サイトURL |
https://www.notion.com/ja |
特徴 |
クラウドベースの多機能メモツール |
長所 |
直感的な操作が可能、高いカスタマイズ性、他アプリと連携可能 |
短所 |
日本語に対応していない |
活用場面・おススメの人 |
チームでのプロジェクト管理 |
対応言語 |
英語 |
対応OS |
Windows/macOS/iOS/Android/ウェブ |
価格 |
無料版あり、有料版は1,650円/月~ |
無料版と有料版の機能差 |
チーム利用可、無制限ファイルアップロード、サードパーティーアプリとの同期など |
ガイドブックURL |
https://www.notion.so/ja-jp/help |
1.7 Logseq
(出典:logseq)
公式サイトURL |
https://logseq.com |
特徴 |
オープンソースで提供されるアウトライナー形式のノートツール |
長所 |
情報を階層的に整理しやすい 豊富なプラグインとテーマ オフライン利用可能 |
短所 |
ファイル管理の手間がある |
活用場面・おススメの人 |
データのプライバシー性を重視したい人 |
対応言語 |
設定による |
対応OS |
Windows/macOS/Linux/iOS/Android |
価格 |
無料 |
ガイドブックURL |
https://docs.logseq.com/#/page/contents |
1.8. bear
(出典:bear)
公式サイトURL |
https://bear.app/ |
特徴 |
Markdown記法対応のノートアプリ |
長所 |
動作が軽い タグ管理が容易 美しいUI |
短所 |
Appleデバイスしか利用できない |
活用場面・おススメの人 |
ブログの記事管理やタスク管理をしたい人 |
対応言語 |
日本語対応 |
対応OS |
macOS/ iOS/ iPadOS |
価格 |
無料版あり、有料版は2.99ドル/月 |
無料版と有料版の機能差 |
複数デバイス間の同期、テーマ設定・エクスポートの自由度 |
ガイドブックURL |
https://bear.app/faq/ |
最後に、紹介した8つのサイトについて比較表にまとめました。
ツール名 |
無料版の有無 |
モバイル版の有無 |
法人プラン |
テンプレートの有無 |
同期 |
OneNote |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
EdrawMind |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
Obsidian |
○ |
○ |
○ |
○※1 |
△※2 |
joplin |
○ |
○ |
○ |
○※1 |
○ |
tiddlywiki |
○ |
△ |
× |
○ |
△※1 |
Notion |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
Logseq |
○ |
○ |
× |
○ |
△※1 |
bear |
○ |
△※3 |
× |
○ |
△※3 |
※1:要プラグイン/外部サービス
※2:要有料プラン
※3:Apple提供サービスのみ
2.EdrawMindでメモする手順
効率的に情報を整理しアイデアを発展させるツールとして便利なのが、中心テーマから放射状に関連概念を広げていく「マインドマッピング」です。ここでは、「EdrawMind」を例にメモアプリでメモを取る手順について解説します。
まず、中央にメインテーマを配置し、関連するアイデアを枝分かれさせて展開していきます。
EdrawMindのアウトラインモードを使えば文書作成ソフトのような感じで入力も可能なため、マインドマップでの作成に慣れていない人でも安心です。
作成したマインドマップにはテキストだけでなく画像や図形、リンクなどの要素も簡単に挿入できるため、シンプルかつ情報量の多いメモ作成が可能です。
さらにEdrawMindのAI機能を活用すれば、キーワードを入力するだけで関連する概念や発展的なアイデアをAIが提案してくれるので、思考の行き詰まりの解消や見落としていた要素の発見にも役立ちます。
作成したメモは、ワンクリックでパワーポイントやプレゼン資料に変換可能なため、ブレインストーミングによるアイデア出しから最終成果物のプレゼンテーションまでシームレスな作業フローを実現可能です。
3.PC用メモアプリの使用に関するよくある質問
最後に、PCでメモを取る際によくある疑問点について簡単にまとめました。
3.1 PCで手書きメモを取ることはできますか?
タッチスクリーン搭載PCやタブレットを使用すれば、手書きメモが可能です。ペンタブレットを接続すれば、通常のPCでも手書き入力が可能です。
3.2 PCで効率的にメモを取る方法は?
キーボードショートカットの活用や、テンプレートの準備が効果的です。また、箇条書きや見出しを使った構造化や音声入力ツールの活用による入力の省力化も有効です。
3.3 メモを整理するためのコツはありますか?
定期的な見直しと整理が重要です。タグやフォルダを使って分類し、不要なメモは削除しましょう。また、検索しやすいよう、キーワードを意識して記述し、日付や関連情報を付記するのも有効です。
まとめ
本記事で紹介した8つのメモアプリの中でも、特にお勧めしたいのがAIによる自動要約・マインドマップ変換が可能で、プロジェクト管理から学習ノートまで幅広く対応する「EdrawMind」です。
複数デバイス間でのシームレスな同期でストレスなく情報の一元管理が可能なEdrawMindをダウンロードして、情報管理をより効率的に行いましょう。