建築デザイン-間取り図例

寝室レイアウトの例とテンプレート

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編集者: Edraw

寝室のレイアウトはお部屋の広さを基準に、ベッドのサイズや家具の配置を考える方が多いでしょう。ここでは、寝室のレイアウトを考えている人に向けて、お部屋の広さ別、洋風・和風に分けてレイアウトの紹介や、ベッドを置くときのポイントなどを解説します。お部屋の広さに合ったベッドのサイズや、他に置く家具やインテリアについても解説しています。ぜひ、最後までご覧いただき、レイアウトの参考にしていただければと思います。

1.洋風の寝室レイアウト

ここでは、洋式の寝室レイアウトを3・4・5・6・7・8畳ごとに紹介します。

  • 3畳

部屋に広さが3畳の寝室をレイアウトしました。3畳の部屋は横270cm×縦180cmとやや狭いため、広く見せるための工夫が必要です。3畳の部屋に大きなベッドを置いてしまうと、部屋が圧迫されるので1人用の寝室であればシングルベッドで十分でしょう。また、ベッドを壁に沿って配置することで、歩くスペースや他の家具を置くスペースが確保できます。

  • 4畳

こちらは4畳の寝室をレイアウトしたものです。4畳の寝室は横360cm×縦180cmです。シングルベッドを置くと部屋の半分は埋まってしまいます。3畳の寝室レイアウトと同じように壁に沿ってベッドを配置し、今回はデスクと椅子を配置しました。子供部屋の広さの平均は4〜4.5畳なので、このようなレイアウトが多い印象です。

  • 5畳

5畳の部屋のレイアウトがこちらです。今回は285cm×285cmの正方形の部屋をレイアウトしました。シングルベッドを置くと部屋の3分の1が埋まる広さです。残りのスペースにデスクと円形カーペット、ワードローブの収納を配置しました。シングルベッドよりも大きいサイズのベッドは、他の家具を置くスペースがなくなったり、歩くスペースがなくなったりする可能性があるため、5畳までの部屋はシングルベッドがおすすめです。中高生や大学生などの少し広めの子供部屋としていかがでしょうか。

  • 6畳

こちらは6畳の寝室のレイアウトです。6畳の広さがあれば、ベッドのサイズが選べます。今回はダブルベッドと、ベッドの足元側に壁掛けテレビを配置しました。そしてベッドの隣のスペースには一人掛けのソファーとテーブルを配置してベッド以外にくつろげるスペースを作りました。ポイントは、ベッドを入り口より遠い位置に配置したことです。ベッドで家族が寝ていても部屋の出入りの際、邪魔にならないようにしています。

  • 7畳

こちらの寝室のレイアウトは、7畳の広さの部屋にクイーンサイズのベッドと、サイドテーブル、デスクを配置しました。これらを配置しても余白があるのが特徴です。しかし、家具が大きすぎると部屋を圧迫したり、狭く感じさせたりしてしまうため、ベッドはクイーンサイズまでの大きさが理想です。このレイアウトなら、部屋を広々と使うことができ、快適に過ごせるでしょう。

  • 8畳

こちらは8畳の寝室のレイアウトです。8畳の広さがあれば、シングルベッドやダブルベッドを2台置けます。今回はダブルベッドを2台、間にサイドテーブルとカーペットを配置しました。4人家族であれば1つの寝室で一緒に寝られます。小さいお子様がいる場合は、ベッド同士をくっつけて配置しても良いでしょう。ベッド以外にも、ドレッサーやデスク、テレビを配置するスペースも十分にあるため、家族の人数や生活スタイルに合わせて様々なレイアウトが楽しめます。

2.和風の寝室レイアウト

こちらでは、和風の寝室レイアウトを6畳7畳8畳ごとに紹介します。和風ということで、部屋は全て和室(畳)の作りにしています。

  • 6畳

6畳の和室はシングルサイズの布団が2組敷ける広さです。ローベッドを配置するのもお勧めです。和室は家具など配置するものを最小限にして空間に余裕を持たせることがポイントです。また、出入口の手前はスペースを確保するようにしましょう。

  • 7畳

こちらのレイアウトは7畳の和室にダブルサイズのローベッドと、サイドテーブルを配置しました。ベッドは左右対称の位置になる場所に配置することで、落ち着いた高級感を演出できます。

  • 8畳

8畳の和室のレイアウトです。クイーンサイズのローベッドの上にヘッドボードと照明を配置しました。部屋の右側にはテレビとテレビボード、化粧台を配置し旅館のような高級感ある空間を再現しました。こちらのレイアウトも、6畳・7畳と同様に出入口の手前はスペースを空け、家具は左右対称になる位置に配置することを意識しています。

3.ベッドの置き方

寝室のベッドの置き方は、何を考慮するかによって決まります。

  • 快適な睡眠のため

壁に沿ってベッドを配置すると、落ち着いて眠れるでしょう。その際にドアや窓にベッドの頭が向かないようにすることが大切です。部屋の出入り口であるドアに頭が近いと、ドアの開閉する音や家族の出入りが気になってしまいます。窓側に頭がある場合も、朝日で眩しかったり、冷気や隙間風などが入り込み寒くなってしまったりします。快適な睡眠のためには、ドアや窓を避け、壁に沿って配置するのが良いでしょう。また、壁際に置くことで、部屋の真ん中のスペースを広く使えるというメリットもあります。

  • 風水や生活動線のため

風水では、ドアや窓の近くは気の流れが激しい場所とされています。ドアの正面を避けてベッドを置いたり、化粧台を置く際は鏡にベッドが映らない位置にしたりするようです。また、頭が向く方角によって健康運や金運、仕事運などが高まる効果があるとされています。

生活動線を考慮した配置の場合は、壁際に置くことで他のスペースを広く使えるようにしたり、クローゼットの近くにベッドを置き、起きた時の着替えや身支度をしやすくしたり、部屋を広く見せるためや外気の影響を受けにくくするためにあえて、部屋の手前側に置いたりと様々な配置の仕方があります。

4.おすすめの平面図作成ツールEdrawMax

平面図や部屋のレイアウトを作成するならEdrawMaxがおすすめです。特徴として以下の4つのポイントが挙げられます。

特徴1 豊富なテンプレートと素材

豊富なテンプレートと素材

EdrawMaxは、テンプレートやインテリアなどのライブラリが豊富にあります。素材が豊富にあるため、短時間で図面の作成が可能です。白紙の状態から平面図を作るのが難しい方は、テンプレートを活用して変更したいところを好きに変えられます。家具や家電、カーペットなどもあるので、部屋のレイアウトを作りたい人にも向いています。住宅図面のテンプレートだけではなく、オフィスや店舗のテンプレートもあるので、様々なシチュエーションの平面図を作成できます。

特徴2 データの交換性と共有

作成した平面図やレイアウトは印刷したり、PDFやJPEG、PNGなど他の形式へエクスポートしたりすることが可能です。リンクを共有すると、共有した人はリンクにアクセスして図面を確認したり、編集したりできるのもEdrawMaxにある便利な機能の一つです。

特徴3 バージョン管理

バージョン管理

EdrawMaxでは図面のバージョン管理ができるため、古いバージョンの図面を新しいバージョンの図面に上書きしたり、逆に以前のバージョンに戻したりすることができます。

特徴4 AI搭載機能

 AI搭載機能

AI搭載機能が備わっているのも魅力の一つです。作図画面の上側にあるメニューからAI描写を選ぶと、作りたい画像の説明を文章で入力するだけで、2Dや3Dのリアルな画像をAIが生成してくれます。

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