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Part 1: ライフプランの作成にマインドマップを活用
マインドマップは、頭の中のアイディアや思考をアウトプットし、整理・見える化するためのノート法です。アイディアや思考のアウトプットが基本的な使い方になりますが、他にも、勉強した内容のまとめたり、旅行の計画を立てたりと使い方は実に様々です。使い方次第で様々な使い方ができるマインドマップですが、これを活用してライフプランを設計することもできます。
ライフプランを考えることは、より豊かに、充実した人生を送るためには重要になってきますが、それを上手くまとめることは意外と難しいものです。何となく、「今年はこういうことを達成する1年にしよう…」「こういう人生にしたい…」と誰しもが考えると思います。自分の人生をこうしたいと考え、思い描くことは素晴らしいですが、具体的に、どういうやり方で達成するかなどを考えなければ、達成することは難しいでしょう。
そこで、マインドマップを活用することで、毎年や人生の目標を決めたり、設定した目標に対して具体的にどのように行動するのかなどを明確に決めることができます。何となく目標を頭の中で思い描くだけでは、その目標を見返すことなく忘れ去られてしまい、結局達成できないということになります。マインドマップに具体的に整理した上で、時々見返すことで、日々目標を意識して生活することができるので、達成できる可能性が上がることでしょう。では、具体的にマインドマップをどのように、ライフプランに活用するか解説していきます。
Part 2: 目標の設定・意識
ライフプランを設計する上で、目標の設定とその意識付けが必要です。 目標を設定した後は、その目標を日々意識して達成できるように行動することが大切になってきます。 まずは、目標を設定する必要があります。 例えば、 「30歳までに昇進する。」「32歳までに独立する。」と言ったキャリア面での目標。 「28歳までに結婚する。」「35歳までに家を建てる。」と言ったプライベートでの目標。 など様々あると思います。 このように何歳ぐらいでどういった目標を達成したいのか洗い出していきましょう。
そして、その設定した目標を日々意識することが重要です。 日々意識するために、マインドマップにライフプランとしてアウトプットしていきます。 アウトプットすることで、目標を見返したり、進捗状況を確認したりすることができるので、日々目標を意識でるようになるというわけです。
次に目標に対する具体的な行動が必要になってきます。 目標を設定するだけでは達成することは難しいでしょう。 そのため、目標達成に向けて、これからどのような行動をしていけば良いのか具体的にアウトプットしていく必要があります。 この辺りも含めて、実際にマインドマップを使ってライフプランを設計する方法を解説します。
Part 3:マインドマップを使ったライフプランの作り方
では、実際に目標や目標に対する具体的な行動をマインドマップに落とし込んでいきます。 ライフプランということで、年齢ごとに達成したい目標を時系列に書き込みたいので、一列で繋ぐことができる『タイムライン(横)』を使っていきます。
他にも『タイムライン(縦)』や『S型タイムライン』を使っても良いでしょう。 次に、目標をアウトプットしていきます。
このように年齢を軸として若い順に達成したい目標を繋げていきます。 タイムラインが時系列になるので見やすくなりますね。
上の目標の例について書きましたが、少し目標が大きいので、そういう場合はさらに細分化しましょう。 例えば、「32歳までに独立する」という目標の場合は次のようになります。
- 30歳から副業としてビジネスを始める。
- 31歳までに月25万円の利益を達成する。
- 32歳までに月50万の利益を達成したら独立する。
このように毎年の目標として細分化し、段階的に達成できるようにしておくことがコツですね。
小さい目標を毎年、あるいはもっと短期スパンにして毎月ごとに細分化しておくことで、早い段階で現状の行動が合っているのかどうかを確認し、必要であれば軌道修正することができるようになります。
次に、それぞれの目標に対して、具体的な行動を考えていきましょう。 例えば、「32歳までに独立する」という目標を細分化しましたが、それぞれに対して具体的な行動を考えます。
始めの目標は、30歳の「副業としてビジネスを始める」なので、次のようなことを考える必要があります。
- どんな副業をするのか。
- どの程度の資金が必要か。
- 毎日どのような作業が必要になってくるか。
- 本業をしながら毎日何時間程度作業ができるか。
このように具体的に行動を起こすために、色々と考えていく必要があります。結構時間が掛かる作業ですが、人生という長いスパンでの目標であり、これからの行動の軸となるので曖昧にならないようにしっかりと考えましょう。図では、「32歳までに独立する」という大きな目標のみを詳しく書いていますが、他の項目に対しても同様に目標を細分化して、それぞれに具体的な行動を書いていきましょう。
行動する中で、このペースでは目標まで到達しないだろうことが起きると思いますが、そういう場合は、その都度軌道修正していきましょう。目標を毎年で細分化しているので、目標に対しての進捗具合を確認しつつ軌道修正できるという点もメリットです。 大きい目標だけの場合、期限に近づいてきた段階でようやく「このペースでは間に合わない…」ということに気づき、軌道修正してもすでに手遅れというケースが出てきてしまいます。
Part 4:目標を管理する『ガントチャート』機能
目標と行動を決めたら、目標を管理しやすいように、期限の設定とガントチャートの作成をします。
目標に対しての進捗状況を確認するためには、ガントチャートが最適です。
タスク単位で期限や進捗状況などを一元管理することができるので、目標を見返す際に非常に便利です。EdrawMindでは、各タスクに期限を設定することができ、期限が設定されているタスクを抽出しガントチャートを作成してくれます。
まずは、必要なタスクに期限を設定していきます。
項目を選んで、タスクボタンから期限などを設定することができます。
設定すると各項目の下に期限が表示されます。
一通りタスクの設定ができたら、メニューの[アドバンスツール]->[ガントチャート]からガントチャートを作成します。
縦にタスクが並び、その横に設定した期限が表示され、目標を一覧で管理することができるようになります。
EdrawMindでは、このガントチャートのみを画像等で出力することもできるので、パソコンのデスクトップに置いたり、印刷して壁に貼ったりと目につくところに置いておくことで、日々い目標を意識することができると思います。
また、[タスク情報]->[進捗状況]からどの程度進捗しているかを設定することができます。 定期的に目標を見直すとともに、現在の進捗状況を設定することで、達成具合を可視化して管理することができます。このように、EdrawMindを使うことで、ライフプランを綿密に計画できるだけでなく、計画後の管理もサポートしてくれます。
Part 5:ライフプラン作成ならマインドマップがおすすめ
マインドマップは元々、アイディアや思考をアウトプットし、整理するためのものです。 しかし、使い方次第で勉強や旅行の計画など様々なことに活用することができます。 ライフプランの計画も同じで、マインドマップを使うことでまとめることができます。 何となく人生の目標は誰しもが持っていると思います。
しかし、頭の中で漠然と描いているだけでは、いつまで経っても達成することは難しいでしょう。 達成するためには、今回解説したように、目標を細分化したり、具体的な行動に落とし込む必要があります。 この作業を上手くまとめることができるのがマインドマップという訳ですね。 これを活用することで、目標の達成率は大きく変わってくると思います。 EdrawMindでは、無料版も用意しているので、ぜひ活用してみて下さい。