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Part 1: マーケティング・プロセスとは
自社の商品やサービスの売り上げをどのように上げるかなど、マーケティング・プロセスの構築が必要となってきます。プロセスの構築により市場における自社の位置付けを明確にし、現在抱えている課題をどのようにクリアしていくかなど戦略的なマーケティング・プロセスが重要となります。
Part 2: マーケティング・プロセスの分析方法
マーケティング・プロセスは「環境分析」「基本戦略接計」「戦略の実行評価」と大きく3つのステップに分けることができます。
- 環境分析
- 基本戦略接
- 戦略の実行評価
2.1 環境分析
「環境分析」とは、自社における内部及び外部環境について分析します。有効なフレームワークとして「PEST」「SWOT」「4P」「3C」などが実施されています。 こちらでは「PEST」を使用するマーケティング・プロセスをご紹介したいと思います。 (その他分析は同様に「戦略と計画」よりテンプレートの使用ができます) EdrawMaxを起動し「戦略と計画」をクリックし「PEST分析」を選択します。
一からPEST分析を作成することも可能ですし、4つのテンプレートからお好きなデザインをお選び下さい。今回はテンプレートを使用して解説していきます。
政治:法律や規制、税制などビジネスへの影響、国外(顧客)の政治の安定
経済:経済の景気や成長、為替やインフレ率などの影響
社会:ユーザーの年齢や性別、ライフスタイルの変化など
テクノロジー:テクノロジーの変化によりコスト削減や売り上げへの期待
上記4項目で、自社に当てはまる課題となり得る項目を作成してください。
元のテンプレートではなく異なるデザインにしたい場合は、左側ツールの「PEST」よりお好きなデザインを選びドラッグして取り込みます。その他にも背景、図形、アイコンなども追加できます。マイライブラリからは画像の挿入も可能です。
2.2 基本戦略接計
「基本戦略接計」では自社の商品やサービスのターゲットとなる顧客を明確にして、マーケティング戦略を立てます。 EdrawMaxを起動し「マーケティング」をクリックし「ターゲット」を選択します。
ターゲットとなる顧客の性別や年齢だけでなく、フレームワークとして市場の規模や成長、または競合なども取り入れることで戦略的にターゲットを絞ることが可能となります。
ターゲット作成では、左側のツールで図やアイコンなど追加してカスタムズができます。
テンプレートのデザインを変更することも可能なので、左側のツールの「循環図」からお好きなデザインをドラッグして取り込めます。カラフルな循環図でより分かりやすく、またアイコンなどの使用でターゲットを分かりやすくビジュアル化できる便利なツールとなります。
2.3 戦略の実行評価
「戦略の実行評価」では実際にマーケティング・プロセスを経てマーケティング戦略が実行に移された後の評価を行います。実行後の収益や顧客満足度などを測り、ここでまた課題が上がり改善が必要となればマーケティング・プロセスを見直す機会となるでしょう。 まずは「分析キャンパス」の「プロジェクトの進捗分析」のライブラリを開きます。
今回使用したのは結果や評価が記入できるテンプレートです。実行したマーケティング戦略の結果(Results)に対し評価(Evaluation)を記録できます。その他にも戦略の目的(Purpose)やマイルストーン(Milestones)も記入できるので、このテンプレートでマーケティング戦略の各プロジェクトの管理ができてしまいます。表などの変更は左側のツールより可能なので、必要に応じてテキストなども追加が可能です。
「プロジェクトの進捗分析」のその他テンプレートでは進捗状況を把握できるものもありますので、プロジェクトチームの管理としてご利用もできます。
Part 3: マーケティング・プロセスのまとめ
マーケティング・プロセスは企業にとって必要不可欠となることがお分かり頂けたと思います。多様化する市場で生き残るためには、慎重に詳細にマーケティング・プロセスを構築する必要があります。そしてマーケティング・プロセスの修正や改善も行うことでより良いマーケティング戦略を立てることが可能となるのです。EdrawMaxのフォーマットで様々な分析方法を使いこなし、ベストなマーケティング・プロセスを構築して下さい。