- 目次 -
Part 1: 無料で使えるマインドマップ
Windowsでマインドマップを作成するソフトは色々ありますが、今回は無料で使えるフリーソフトを中心にマインドマップツールを紹介していきます。 自分のアイディアや思考などを整理するために便利なマインドマップですが、いざ探してみると様々なマインドマップツールが存在していることが分かります。 そんな数ある中で、自分に合ったマインドマップを探していくのは大変なので、いくつか厳選したマインドマップを対応OS、機能や特徴などを含めて解説していきます。
Part 2: おすすめの無料マインドマップツール5選
紹介するマインドマップは次の五つです。
・EdrawMind
・EdrawMax
・XMind
・MindMeister
・Text2MindMap
では、1つ1つ詳しく見ていきましょう。
2.1 EdrawMind
対応OS:Windows / Mac / Linux / Web / iOS/Android
公式サイト:https://www.edrawsoft.com/jp/edrawmind/
EdrawMindは、多くのプラットフォームに対応しており、Windowsだけでなく、Webやスマホでも使えるマインドマップツールとなっています。通常ダウンロードしてソフトをインストールして使いますが、Web上でも使えるということで手軽に使い始めることができます。
また、スマホにも対応しているということで、移動中などのちょっとしたスキマ時間を使ってアイディアなどをまとめることも可能です。 アカウントで紐づけることによって、作成したマインドマップをパソコン⇔スマホ間で共有することもできるので、自宅ではパソコン、外出中はスキマ時間にスマホでアウトプット…というような柔軟な使い分けをすることができます。
また、EdrawMindでは、マップが放射状に広がっていくような一般的なマインドマップだけでなく、『右型マップ』『ツリー型マップ』『組織図マップ』のマインドマップを作成することができるので、整理する内容に合わせて柔軟に選ぶことができるのが良いポイントです。
他にも、『ガントチャート』など色々な形のマインドマップが用意されていますが、こちらは有料となっています。 作成したファイルは、画像やOfficeファイルとして出力することができるので、チーム内で共有したり、プレゼンテーションの資料として使用したいという場合に便利です。
その他にも
・豊富なテンプレート、簡単にデザインを変更できる機能
・各項目に期限や進捗状況といったタスク情報を設定する機能
・タスクの期限情報からガントチャートを作成してくれる機能(有料)
・1クリックしてマインドマップを生成するAI機能(AIトークンが必要)
・チームメンバーでオンライン共同編集のコラボレーション機能
など他のマインドマップには無い便利な機能が豊富に揃っているので、マインドマップをより便利に使いたいという方におすすめなマインドマップツールです。
2.2 EdrawMax
対応OS:Windows / Mac / Linux / Web /iOS/Android
公式サイト:https://www.edrawsoft.com/jp/edraw-max/
EdrawMaxは、約200種類以上の作図が可能なオールインワンの作図ソフトで、その中の1つに、マインドマップを作図する機能が備わっている形になります。
マインドマップ以外にもビジネス向けの基本的な作図やソフトウェア開発、グラフィックデザイン、グラフやチャートなどの専門的な作図にも対応しています。 そのため、マインドマップを中心に、その他の作図もできた方が良いという方におすすめな作図ソフトです。
2.3 XMind
対応OS:Windows / Mac / Linux
公式サイト:https://jp.xmind.net/
XMindは、ソフトウェアのみ対応しているマインドマップです。
機能やメニューがシンプルで使いやすい画面となっているので、始めてマインドマップを使うという方でも簡単に操作することができます。 無料で使える範囲の機能としては、マインドマップを作成する基本的なものしかないため、もう少し凝ったことをしたいという方には物足りなさを感じると思います。
このソフトにも、タスクやガントチャート機能はありますが、有料版のみ使用可能となっています。
基本的なマインドマップさえ作れれば問題ないという方におすすめなマインドマップソフトですね。
2.4 MindMeister
対応OS:Web
公式サイト:https://www.mindmeister.com/ja
Webにのみ対応したマインドマップツ―ルとなっており、ソフトをダウンロード・インストールすることなく使えるので、手軽にマインドマップを使い始めたいという方におすすめです。
アカウントの登録が必要になってきますが、Google, Facebookでの登録もできるので、これらのアカウントを持っている方は、すぐに使うことができます。
無料版では、3つまでのマインドマップを作成することができますが、それ以上作成したい場合は有料版にする必要があります。
初めて使う際は、マインドマップ作成に必要な操作手順をガイドしてくれるので、初心者でもスムーズに使い始めることができます。 マインドマップには、一般的な『整列』『組織図』『左揃え』『右揃え』『自由』という形状があり、まとめたい内容に合わせて選択することができます。
作成したマインドマップを共有したい場合は、共有したい相手にメール等でリンクを送る形となります。 PDFや画像ファイル、Officeファイルとしてエクスポートすることもできますが、有料版のみとなります。
2.5 Text2MindMap
対応OS:Web
公式サイト:https://tobloef.com/text2mindmap/
こちらもWebにのみ対応したマインドマップツ―ルです。
マインドマップの作成手順は、他のツールと比べて大きく違います。
左側にあるテキスト部分に入力して、マインドマップを作成していきます。 1行で1トピックを作ることができ、インデント(行頭に空白)による階層構造で、どこに属するトピックかを決めることができます。 使い方には癖がありますが、慣れてしまえば非常に早くトピックを追加していくことができます。
右側には、左側のテキストを元にしたマインドマップが表示されます。 トピックをドラッグすることにより、位置を変更することができます。
機能は、テキストの入力とマインドマップの表示のみとなっており、とてもシンプルです。 マインドマップを保存したり、既存のマインドマップを編集したりする場合は、毎回ファイルに保存、読み込みをする必要があるので、ここが少し手間ですね。
Part 3: 無料で使えるマインドマップツールなら『EdrawMind』がおすすめ
無料で使えるマインドマップを5つ紹介しましたが、それぞれ対応OSや無料で使える機能、特徴が異なるので、ユーザーに合ったマインドマップを選びましょう。
ですがその中でも、機能の充実さ、操作性や使いやすさ、無料で使える範囲、対応OSなどを総合的に見て『EdrawMind』がおすすめです。
・移動時間などのスキマ時間を利用してのマインドマップ作成
・様々なファイル出力でチーム内での共有も簡単
・プレゼン資料としてデザインの整ったマインドマップが欲しい
など色々なシチュエーションで柔軟に使うことができるのマインドマップツールとなっています。