初めてGoogleスライドでフローチャートを作る人でも心配いりません。基本的な図形や矢印を使って、簡単に作り始めることができます。これから、Googleスライドでフローチャートを作成する具体的な手順を説明していきます。
フローチャートを作成しようとしたあなたなら、どう選ぶ?
1. Googleスライドでフローチャートを書く方法
Googleスライドでフローチャートを作成する具体的な手順をご紹介します。
Step1 フローチャートの図形を挿入する
まず、新しいスライドを開き、「挿入」メニューから「図形」を選択します。ここで、フローチャートに必要な基本的な図形(四角形、楕円、ひし形など)を見つけることができます。マウスを図形の上に置くと、各図形がフローチャート作成時に果たす役割を確認できます。
ほとんどのシンプルなフローチャートでは、特に重要な4種類の図形を押さえておけば十分です。
Step2 図形をスライド上に配置する
次に、選んだ図形をスライド上にドラッグして配置します。サイズは角をドラッグして調整できます。図形の中にテキストを入れるには、図形をダブルクリックしてタイプします。
作業効率を上げるためのヒントもいくつかあります。同じ図形を複数使う場合は、コピー&ペーストを活用しましょう。また、複数の要素を一度に選択して整列させたり、同じサイズに揃えたりすることもできます。
Step3 フローチャートの要素をつなぐ
フローチャートの要素をつなぐには、「線(カギ線)」や「矢印」を使います。
こちらは「線」メニューにあります。線や矢印の端を図形にスナップさせると、きれいにつながります。
Step4 フローチャートをカスタマイズする
色やスタイルをカスタマイズするには、図形を選択して上部のツールバーを使います。
ここで塗りつぶしの色、線の色、太さなどを変更できます。
Step5 スライドのサイズを変更する
大きなフローチャートを作成する際は、スライドのサイズを変更することも検討しましょう。「ファイル」→「ページ設定」から、カスタムサイズを選択できます。
Step6 他のGoogleアプリと連携
最後に、完成したフローチャートは他のGoogleアプリと連携して使用できます。例えば、GoogleドキュメントやGoogleスプレッドシートに簡単に挿入できます。
これらの手順を踏めば、誰でもGoogleスライドで効果的なフローチャートを作成できます。実際に試してみると、思ったより簡単だと感じるはずです。
上記の手順について、下の動画でも確認できます。
2. Google スライドでフローチャートを作成する際の問題点
Google スライドでフローチャートを作成する際、いくつかの不便な点があることに気づいたかもしれません。例えば:
① 毎回図形を選ぶのに手間がかかる
【挿入】→【図形】→【図形】の順に選択する必要があり、時間がかかります。
② 線を引くたびに再選択が必要
図形を接続する際、毎回【線】をクリックしなければならず、線ツールを継続使用できません。
③ カギ線(折れ線)のデフォルト設定に矢印がない
④ 複雑なフローチャートでは線が交差しやすい
⑤ 画像としてエクスポートできない
せっかく作成したフローチャートを他の資料にも挿入したいですが、画像としてエクスポートできません。スクショしかできません。
Google スライドは優れたプレゼンテーションソフトとして、シンプルなフローチャート作成には対応できます。しかし、より便利でカスタマイズ性が高く、複雑な図を作成したい場合は、より専門的な作図ツールを利用するのがおすすめです。
例えば、EdrawMaxなら、上記の問題は解決できます。
①作図の効率向上:左パネルにあるフローチャート図形をドラッグアンドドロップして使えます、毎回複数のクリックは要りません。
矢印を付けたコネクタ線も一度編集状態になったらずっと使えます。
②飛び越え線の自動作成:複数の線が交差しても飛び越え線が自動的に作成されます。
③高品質の画像としてエクスポート
3. 専用ツールで作成したフローチャートをGoogleスライドにインポートする
ここから、EdrawMaxで作成したフローチャートをGoogleスライドに取り込む方法をご紹介します。この手順を使えば、EdrawMaxの高度な機能を活かしつつ、Googleスライドの柔軟性も享受できます。
下記のボタンよりインストールして便利なフローチャート作成を体験してみましょう👇
Step1.フローチャートを完成する
豊富な素材やテンプレートを搭載しますので、より速く完成できます。
デザインに満足したら、「ファイル」メニューから「他の形式にエクスポート」を選択します。ここで、Googleスライドと互換性のある形式を選ぶことが重要です。一般的には、PNG、JPEG、SVGのいずれかがおすすめです。スライドとして直接的に出力することも可能です。
Step2.Googleスライドに挿入する
エクスポートしたファイルをコンピュータに保存したら、次はGoogleスライドを開きます。
新しいプレゼンテーションを作成するか、既存のものを選びましょう。Googleスライド上で、「挿入」メニューから「画像」を選択し、「コンピュータからアップロード」をクリックします。先ほど保存したEdrawMaxのファイルを選び、「開く」をクリックすれば、フローチャートがスライドに挿入されます。
Googleスライドの機能を使って、挿入したフローチャートに説明文を加えたり、アニメーション効果を付けたりすることも可能です。これにより、プレゼンテーションの効果を高められます。
この方法を使えば、EdrawMaxの高度な図表作成機能とGoogleスライドの共有・編集の利便性を組み合わせることができます。複雑なフローチャートも美しく、かつ効果的にプレゼンテーションに組み込めるでしょう。
3.Googleスライド V.S. EdrawMax
Googleスライドと EdrawMax は、フローチャート作成において異なる特徴を持つツールです。以下に、両者を比較してみましょう。
項目 | Googleスライド | EdrawMax |
---|---|---|
①作図機能 | 基本的な図形や矢印を提供し、シンプルなフローチャートを作成できます。 | 豊富なテンプレートや高度なカスタマイズ機能を備えています。手書き風に切り替えることが可能、フローアニメーションも作れる |
②使いやすさ | インターフェースがシンプルで、ドラッグ&ドロップの操作が主体です。 |
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③価格 | 無料で利用可能。Googleアカウントがあればすぐに使用開始できます。 | 無料版を提供 |
④連携性 | Googleアプリケーションとの連携が優れており、チームでの共同編集に適しています。 |
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⑤選択の基準 | 簡単なフローチャートを素早く作成したい場合や、チームコラボレーションが必要な場合に最適。 | 複雑で詳細なフローチャートを作成する場合や、プロ仕様の成果物が求められる場合に適しています。 |
どちらを選ぶかは、個人やチームのニーズ、作成するフローチャートの複雑さなどによって変わってきます。両ツールの特徴を理解し、自分の要求に合ったものを選ぶことが大切です。
まとめ
Googleスライドを使ってフローチャートを作成する方法について、これまでの内容をまとめてみましょう。Googleスライドは、プレゼンテーション作成だけでなく、フローチャート作りにも活用できる多機能ツールです。基本的な図形や矢印を組み合わせることで、簡単にフローチャートを描くことができます。
これらの特徴を活かせば、Googleスライドを使って効果的なフローチャートを作成し、プレゼンテーションや資料作りに活用できるでしょう。初心者でも簡単に始められる一方で、慣れてくれば高度な表現も可能な、柔軟性の高いツールと言えます。