ブレインストーミングを行うにあたって、相手の意見を否定してアイデアが出なくすることは、やってはいけないことです。一見無駄に思えるようなアイデアであっても、見方を変えると効果的な結果を生み出すかもしれません。
今回は、よりブレーンストーミングを会議やセミナーで効果的にする方法や事例、初めての方でも簡単にブレインストーミングの雛形が作成できる、EdrawMindでの作図方法を紹介します。ブレーンストーミングでアイデア発散を行って、問題解決に役立てていきましょう。
- 目次 -
Part 1: ブレインストーミングとは?
ブレインストーミングとは、1950年頃に生まれたとされる会議方法です。チームでアイデアを出し合って、みんなの意見をまとめて創造的な発送までブラッシュアップしていく手段です。
原則としては10人以下の人数で行う会議に向いている方法として、新しい着想や企画などをねりたい時に話し合う場として、ブレインストーミングが活用されます。
1.1 ブレインストーミングに必要なこと
ブレインストーミングを行うときは、
● 質よりも意見の量を大切にする
● アイデアをまとめる
以上のことを意識することが大切です。
せっかく面白いアイデアが出ているのに、否定してしまっては可能性の幅を狭めてしまいかねません。また、結論や質ばかりを求めていては無難な発想にまとまってしまうため、とにかく多くのアイデア発散を行って、まとめていくことが求められます。
意見を結論付けるのではなく、たくさんの意見やアイデアをまとめて新しい発送を生み出していくことこそが、ブレインストーミングの役割といえるでしょう。
ただし、結論付けないとは言いましたが、やはり最終的には実現可能かどうかについては判断していかなければなりません。ブレインストーミングでは情報をまとめて、そのデータを元に今後の活動に活かしていくことも必要不可欠です。
Part 2: ブレインストーミングを活用して問題解決しよう
問題解決に役立つブレインストーミングを、ビジネス会議とセミナーで効果を発揮する方法をそれぞれ紹介します。
ブレインストーミングの特徴を、場面に合わせて効果的に使えるようにしていきましょう。
2.1 ビジネス会議
ブレインストーミングをビジネス会議で役立てるためには、
● ルールとテーマを明確にする
● アイデアを自由に出しまとめる
意味のあるブレインストーミングを行うためには、肯定的な意見も批判的な意見も重要とされる話し合いにできるように、司会がしっかりと進行していかなければなりません。
また、会議に参加するメンバーもできるだけ違う視点からアイデア発散ができるメンバーにしなければ、画期的な意見が出にくくなってしまいます。
さらに、良い悪いで判断してしまって意見が出なくなってしまうことも避ける必要があります。できるだけ多くのアイデアを出し合って、テーマに沿った意見をまとめていくことで、長所と短所のバランスを調整して、有意義なアイデアが出るように工夫していきましょう。
2.2 セミナー
ブレインストーミングを活用してセミナーを開く際は、会議を行うときと同様に、しっかりと話すべきテーマをまとめて明確にしておくことが大切です。自由に意見を出し合ってもらうとしても、しっかりと骨組みがなければセミナーに参加している人もどのような意見を出していけばいいのか迷ってしまいかねません。
また、主催者であったとしても自分の意見を押し付けるのではなく、より建設的な意見を出してもらえるように工夫しましょう。そのためには、話を聞いて感じたことを参加者に正直に話してもらうことも大切です。否定意見を全て肯定しろというわけではありませんが、賛成意見を肯定意見もしっかりと理解して、参加者の意見を尊重してまとめていくことがセミナーを成功させる方法です。
Part 3: EdrawMindを使ってブレインストーミングのやり方
ブレインストーミングの手法で、会議やセミナーを行うには、作図ソフトなどリアルタイムに記入や編集ができるツールがあると便利です。その中でもEdrawMindは、パソコンで簡単な文章を打てるくらいであれな十分な使いこなす事ができるおすすめの部類に入ります。
ではEdrawMindでブレインストーミングを行う操作手順を紹介します。
3.1 EdrawMindでブレインストーミングを行う操作手順
Step1: ブレインストーミングモードの起動方法
EdrawMindを起動して、編集画面が出てきます。【ブレインストーミング】をクリックして、ブレインストーミングモードを切り替え出来ます。
Step2: ブレインストーミングの編集方法
左側のウインドで自分やグループのアイデアを集めてキーワードを入力します。また同じ色のトピックは同じ階層の考えなので、それを全部選択してメイントピックの周りににドラッグします。
Step3: ブレインストーミングの画面
上記の手順を揃いたら、下記のような画面が出てきます。
動画1本を見たら簡単に分かる:ブレインストームを行う方法
3.2 EdrawMindでブレインストーミングを行うメリット
プロジェクターや大きなモニターに画面共有できる状態であれば、多くの人と情報教師ながら円滑に話を進めていくことが可能です。仮に人材育成をテーマにスタッフたちと話し合うときも話を遮ることはせず、一通り情報を引き出すことで、話題や具体化すべき論点や事例が見えるようになります。
またEdrawMindは、イラストテンプレートも多く、更に画像貼り付けも可能なため、見た目で分かる情報を作成することに優れていることが大きな特徴です。しっかりとテーマを固定した話し合いやセミナーになるでしょう。
Part 4: まとめ
ブレインストーミングの会議やセミナーを行うときは、問題解決のテーマを明確にして、肯定的な意見や否定的な意見にダメ出しせず、多くのアイデアを出すことが重要です。
様々な企業が活用したブレインストーミングの事例などもサイト上で紹介されているので、どのような会議を行っていけばいいのか参考にしていきましょう。
また、ブレインストーミングをより効率的に作成していくには、EdrawMindで作図することが必要です。参加者全員の意見をまとめていくことが重要になっていくブレインストーミングでは、EdrawMindのような豊富なテンプレートと、自由に編集が行えるツールを活用していくことをおすすめします。