子育て世代にとって、子供の夏休みなどの長期休暇は、学校生活がない分日常よりも配慮しなければならない点が増えます。今回は、長期休暇を余裕をもって過ごす方法として、Wondershare社のEdrawMindを使い、具体例をあげながら安全な家庭生活を過ごすための便利な時間管理術をご提案します。
- 目次 -
Part 1: アイデアを立てる五段階
1.1 家庭管理者にとって長期休暇は業務が増える
子育て世代の長期休暇と言っても、家族全員が同じタイミングで休暇をとれる例は多くありません。充実した生活を送るために、共働き世帯、片働き世帯どちらにも共通して言えるのは、先の未来である子供を主軸にスケジュール管理(時間管理)を考えていることです。
子どもとの長期休暇の時間管理を考える上で、日常生活以上に考えなくてはいけない要素が多く出てきます。具体的な要素をあげると、日常生活で考えなければならない仕事、食事、掃除、洗濯、身だしなみ、楽しみなどだけではなく、日常であれば準備する必要がない家族分の食事、学校に任せていた時間管理、そしてその内容である勉強、役割、遊びなどです。
1.2 長期休暇は家庭管理者の腕の見せ所
片働き家庭でも共働き家庭でも、各家庭が描く充実した家庭生活のために、家庭内での支えあいはもちろんのこと、有償でより多くの利害関係者と関係を持ちながら、夫婦間での仕事時間の調整、子供の預け先、親子時間の確保など多くの関係者とより細かく柔軟な対応が必要になります。例え、無償での協力者がいたとしても、自分の評価軸を持てず甘えすぎてしまう、あるいは協力者への配慮を欠いてしまうなど取り返しのつかないトラブルに見舞われてしまう可能性もあるため、有償よりも難易度の高い配慮が必要とされるのも事実です。
これらを理由に、長期休暇の時間管理、またその内容の要素が増えることで家計の支出が増加することを事前に把握することで、安心安全な長期休暇を過ごすことができます。これらの家庭管理を適切に行うことで、家庭内で重きを置いている事を重点的に行うことができる時間が増え、子どもの個性の差別化を図る良い機会になりえます。
Part 2: 私がEdrawMindで長期休暇の計画を立てる理由
EdrawMindはメインブランチからサブブランチを派生し、全体を俯瞰するのに便利な思考整理ツールです。時間と家計を制限に、いかに充実した長期休暇を過ごすことができるかを家庭管理者としてEdrawMindで予定を立てます。
上図:EdrawMindでの長期休暇の計画の例
編集可能なマインドマップをダウンロード
EdrawMind は思考を見える化して整理し、さらに後から見返すことで改善を促す効果がある便利なツールです。今回は、マインドマップの具体例が多く書かれていておすすめの八島美由希さんの『描くだけで毎日がハッピーになる ふだん使いマインドマップ』から長期休暇の計画についてメインブランチになる要素を参考にします。
2.1 メインブランチを考える
今回、1歳児で未就学児を主軸においた長期休暇の計画です。これらのスケジュール管理は予算内に収まるようあらかじめ予算計画を行った上で行うのが好ましいです。メインブランチは親子ふれあい(教育)、楽しみ、日課、食事にしています。親子ふれあいでは、1歳児の発達目安、教材、医師からの指導などを下にサブブランチを伸ばします。楽しみでは、子供の楽しみを親子で共有できるように意識しました。日課、食事については、スケジュール管理と必要なものがサブブランチで書き足せるので日々の買い出しメモにも応用できます。
Part 3: EdrawMind で長期休暇のスケジュールを確認
3.1 EdrawMindはガントチャートも作成できる
EdrawMindのマインドマップは、何をしたいかを俯瞰的に描けるだけでなく、ガントチャートをボタン1つで作成してくれる点です。ガントチャートとは、全体の作業の流れや進捗状況を表したものです。家庭管理者として、家族の動向だけでなく、それに必要な物品を俯瞰的にみることだけでもとても便利ですが、それに加えてガントチャートを表示することができるので、家族のミスを防ぐ効果が期待できます。また、将来子供の宿題の進捗などを管理するにも今後役に立ちそうです。さらには、このマインドマップを家族内で共有することで、家族内でしなければならない業務を相互認識することができるので、お互いの配慮やコミュニケーションの円滑化にも一役買いそうです。
上図:EdrawMindのガントチャート機能でスケジュール管理の例
Part 4: まとめ
今回は子どもの長期休暇について、マインドマップを使い俯瞰的に見える化する理由、方法について具体例を示しながらご紹介しました。家庭管理者はなかなか評価されにくく、それに対する対価も支払われません。しかし、それを怠るとトラブルや事故につながってしまう危険とも隣り合わせです。子どもを守るためにも、限られた予算と時間の中で最適な行動を選択できるように備えておいて損はなさそうです。