この記事は、映画の感想文を書く上での注意点やポイント、コツを説明しています。
1.映画感想文の原則
分かりやすさと簡潔さ、自分の声と個性の表現、客観性と主観性のバランス、具体的なエピソードや場面の紹介、他の映画との比較といった考え方で映画の感想文を書いていった方が良いという方法論やといった考え方や文章の見方を作図ツールのEdrawmaxを使って作図しています。
2.映画感想文のポイント
ここでは、映画感想文の作成ポイントを、作図ツールを使って説明していきます。
2.1 映画の紹介
「映画の紹介」の思考パターン
映画の紹介を書いてゆくポイントとしては、まず、映画のジャンルを紹介すること。簡単なストーリーや、最小文字数での映画の内容や期待感のある導入文などを紹介するのもよいでしょう。
次に映画監督の紹介です。代表作は、紹介する映画に関連性のあるタイトルで、ヒット作があればその作品を代表作として紹介することで、作品への期待感を持たせることができます。
公開された時期や、上映時間などを紹介すれば、ビデオなどを鑑賞するときの参考になります。興行成績の紹介。これは数値でどれだけの人気がある作品か簡単に説明できるものですから、外すことにできない項目の一つです。
大まかに、以上のような内容で、映画の紹介をしていくことで、作品へ関心を向けることができます。作図ツールのEdrawmaxを使い、基本フローチャートの「処理」と矢印を使って作図しています。漬け委の真ん中あたりをマウスでクリックすると、文字の入力が可能になります。
2.2 ストーリー概要
2.2.1 主要キャラクターの紹介
主要キャラクターを紹介する際、最初に彼らの基本的な情報を提供しましょう。例えば、名前、役職、性格、外見などです。これにより、読者はキャラクターについての基本的なイメージを持つことができます。登場人物が多い映画やストーリーの場合、読者に人物の関係をわかりやすく伝えるために人物関係図を使用することがおすすめです。以下は、人物関係図を活用する際のアドバイスです。
シンプルなデザイン: 人物関係図はできるだけシンプルで明瞭なデザインにすることが大切です。人物の名前と線で結ばれた簡潔な図表を作成しましょう。過度なディテールや複雑なデザインは読者を混乱させることがあります。
キャラクターの写真やアイコン: 人物の写真やアイコンを関係図に追加することで、キャラクターを視覚的に識別しやすくなります。特に登場人物が多い場合、アイコンは非常に役立ちます。
ラベルと説明: 人物の名前の横にラベルを付け、各キャラクターの役割や関係性を簡潔に説明しましょう。読者がキャラクターを識別し、彼らの関係を理解しやすくなります。
フォーマットの工夫: 人物関係図を横向き、縦向き、または円形など、ストーリーや人物関係に合わせて異なるフォーマットで作成することができます。選んだフォーマットが読者に最もわかりやすいものであるかどうか考慮しましょう。
キャラクターの重要性を示す: 人物関係図において、特定のキャラクターを中心に配置し、彼らの重要性を視覚的に示すことができます。物語の中で中心的な役割を果たすキャラクターを目立たせることができます。
例:『ホビット』の人物関係図
2.2.2 基本的なプロットの説明
物語の主要な出来事や設定、主題を簡単に説明することで、読者に物語の全体像を伝えます。
自閉症の息子を持つシングルマザーは気分転換にと友人からのヨットセーリングの誘いを受ける。そして、彼女を含む男女6人が乗り込み大海原へと繰り出す。ところが天候が急変し、ヨットが転覆。1人が行方不明になる。そして残る5人もヨットと共にただ漂流するしかなく、次第に絶望感が募り始める。そんな時、運良く豪華客船が現われ、一行は命拾いする。
2.3 映像美と演出
映像シーンの評価を、流れを追って手順を作成してみました。
①どんな場面か
②どこで撮影されたのか。(ロケ地、と日時、参加した有名俳優の名前や、有名スタッフの名前などあればなお良い)
③演出の手法、表現法の評価
④バックの音楽や効果音の効果やそこから受ける印象など
こういった評価を付け足すことによって、映画の感想や評価文章に納得感のある解説を用いることができます。そのためにも、こういった作図ソフトは非常に有効です。
2.4 演技とキャラクター
俳優の演技力や、キャラクターの服装などの評価や、俳優が如何にキャラクターになりきっているか、もしくはキャラクターへの想いなどを入れて書く事が出来れば、解説に深みが出ます。
キャラクター自体の魅力の解説も必要です。キャラクターが物語の中でどういった役割を果たしているのか、どのように成長し、変化して行くのかなど、キャラクターについての分析や評価も、映画の感想には必要な要素になります。
2.5 テーマやメッセージ
映画の感想文を書く場合は、当然外すことのできないのが、撮影シーンの解説です。ストーリーのどんな場面なのか、どこで撮影されたのか、演出手法や表現方法の評価。バックミュージックや効果音の効果、使い方や印象などを盛り込む事で、映画の感想文がもっと深いものになっていきます。シーンの撮影秘話なども載せることができたら、感想文以上に素晴らしいアピール記事になってしまうことでしょう。映画評論とでもいう素晴らしい評論記事になります。
2.6 感想とオススメ度
上に書かれたことを細かく分析して書き記すことで、映画の感想文や、評論記事がもっと充実した内容になります。
個人的な感想や、感動した場面などの記述は、共感を呼ぶところになります。感想文だけでは無く、映画のブログなどを制作する際の記事の作成にも役に立つでしょう。多くの人から共感を得ることができたなら、素晴らしい評価部ロブ記事の完成です。
どれだけ自分がその映画を好きなのかおすすめ度を記述することも忘れてはいけません。
かんたんに★評価にするか、もしくはきちんとした感想文で評価を書くのかはその媒体次第ですが、ブログなどでは★評価が一般的です。5段階評価は多いようです。
どんな人にこの映画を薦めたいのかという、特定のターゲット層に対するアピールも、ブログやWeb記事には必要なものです。紙の媒体であっても必要になってくる重要な事項ですから、はっきりとターゲットを絞り込むことが必要です。
狙った人へのアピールも、映画の解説で共感を得るのに必要な事です。たとえば、ラップミュージックが全面的に使われる映画を、80代の高齢者に勧めても共感を得られるとは限りません。
最後には、きっちりと映画ファンへのアピールをやっておきましょう。
客観的な評価を書いておくと、映画の感想として読んでくれるファンに、その映画をアピールできるでしょう。
まとめ
映画の魅力を伝えるための方法の、基本的な流れや方法、書かなければいけないものについてはこの記事を参考にしていただければ比較的簡単に、映画の感想文やレビュー記事、評価ブログや評価記事などの作成をするための記事制作が簡単に出来るようになっています。
ここに書かれたものは基本的なことですから、どうしても自分で伝えたいことがあるのであれば、書き足してしまっても問題は無いでしょう。
ただ、こう書いてほしいとか、このようなイメージで書いて欲しいと言った依頼を受けた記事であれば、自分の好きなようには書けないこともあります。
ここで書いてある内容は、どんな場合にも通用する基本的な内容です。
反対に、自分のブログや、映画ファンの集まったブログやWebパージへの投稿であれば、個人的な感想に力を入れて、好きなシーンやキャラクターの名台詞などを入れたものにすることで、共感を得ることも考えられます。
投稿する場所やページによって、描き方に変化を加えていくことで、より多くの共感を得る、素晴らしい映画感想文や評価記事、レビュー記事になることでしょう。
文章力や表現方法は、後は慣れていくだけです。うまく書くよりも、熱い思いを伝えることができれば、それは最高の映画感想文ですが、熱い思いだけではなんともできないこともありますから、こういった映画感想文の書き方や手順が必要になってくるのです。
少しでも参考にしていただけたなら、後は書くだけです。あなたの映画への熱い思いを文章にして、多くの人々へ知らせていきましょう。そして多くの人から共感を得ることができれば、交友関係も広がっていくかもしれません。