マインドマップは、中心テーマから枝のように情報を広げていく図解法で、アイデアを視覚的に整理できるツールです。Macを使っている人におすすめなのが、無料で使えるマインドマップツールです。インストール不要のWeb版や、iCloudと連携できるアプリなど、さまざまなタイプのツールがあります。
Part1 Mac向けのマインドマップツールを選ぶポイント
みなさんは、マインドマップを使ったことがありますか?下記をポイントにMacで使える無料のマインドマップツールを選ぶときのポイントを紹介します。
・使いやすさを重視し、直感的に操作できるツールを選ぶ
・見やすくて美しいマインドマップを作れるデザイン性の高いツールを選ぶ
・iCloudやGoogleドライブと同期できるクラウド連携機能があると便利
・友達や家族、クラスメイトと一緒にマインドマップを作れる共同編集機能を確認する
・プラグインを追加して機能を拡張できる拡張性をチェックする
Part2 Mac向けの無料マインドマップツール8選
Part1でMac向けの無料マインドマップツールを選ぶポイントを紹介しました。今回は、おすすめのツールを8つ厳選して紹介します。
EdrawMind
・対応OS:macOS、Windows、Web版、iOS、Android
・対応言語:日本語、英語など
・特徴:豊富なテンプレート、AI機能、マルチプラットフォーム対応
・無料版で利用できる機能:トピック数が100まで。個人クラウド容量が10MBまで。フィッシュボーン図、タイムライン、ガントチャート機能が使えない。
・使用感:豊富なテンプレートと分かりやすい操作性で、効率的にマインドマップを作成できる。AI機能も充実しており、アイデア出しをサポートしてくれる。インストール版、Web版、スマホ版があり、シーンに合わせて使い分けられるのも魅力。
・公式サイト:https://www.edrawsoft.com/jp/edrawmind/
XMind
・対応OS:macOS、Windows、Linux
・対応言語:日本語、英語、中国語など
・特徴:シンプルで使いやすいインターフェース、アウトラインモードとマインドマップモードの切り替え
・無料版で使用できる機能:編集可能な文書数が3つまで。使用できるテンプレート数が制限される。タグ付けやグループ化支援機能など一部高度な機能が使えない。
・使用感:直感的に操作でき、アイデアを素早く整理できる。デザインもシンプルで見やすい。
・公式サイト:https://jp.xmind.net/
Freeplane
・対応OS:macOS、Windows、Linux
・対応言語:日本語、英語、中国語など多言語対応
・特徴:カスタマイズ性が高い、プラグインで機能拡張可能
・無料版で利用できる機能:完全無料なので制限なくすべての機能が使えます。
・使用感:カスタマイズ性が高く、自分好みにツールを設定できる。多言語対応なので、言語の壁を感じずに使える。
・公式サイト:https://docs.freeplane.org/
SimpleMind Free
・対応OS:macOS、Windows、iOS
・対応言語:日本語、英語など
・特徴:直感的な操作性、クラウド同期機能
・無料版で利用できる機能:自由なレイアウトでマインドマップを作成できる。トピックを自由に配置してマップを作れる。複数のオートレイアウトが使える。水平、垂直など、目的に応じたレイアウトを選べる。ノートの追加が可能。トピックにノートを付けて、詳細な情報を記録できる。ただし、画像の追加や複数のマインドマップの統合、カスタムアイコンの使用などは有料版のみの機能になります。
・使用感:シンプルで使いやすく、アイデアを素早く整理できる。クラウド同期機能があるので、複数のデバイスで編集できて便利。
・公式サイト:https://simplemind.eu/
MindNode
・対応OS:macOS、iOS
・対応言語:日本語、英語など
・特徴:美しいデザイン、iCloud同期機能
・無料版で利用できる機能:基本的な編集機能が使える。すべてのファイル形式のインポートとエクスポートが可能。アイデアをノードとして自由に追加して、マインドマップを成長させられる
・使用感:デザインが美しく、見やすいマインドマップを作成できる。iCloudを使ってiPhone、iPad、Macで同期できるので、どこでも編集できて便利。
・公式サイト:https://www.mindnode.com/
Coggle
・対応OS:Web版(ブラウザベース)
・対応言語:日本語、英語など
・特徴:リアルタイムコラボレーション、シンプルな操作性
・無料版で利用できる機能:画像の挿入が無制限で出来る。複数人との同時編集が可能。非公開のマインドマップを無制限に作成できる。
・使用感:ブラウザベースなので、インストール不要で手軽に使える。リアルタイムにコラボレーションできるので、チームでのアイデア出しに便利。
・公式サイト:https://coggle.it/
MindMup
・対応OS:Web版(ブラウザベース)
・対応言語:日本語、英語など
・特徴:Googleドライブ連携、豊富なテンプレート
・無料版で利用できる機能:無制限の数のマインドマップが作成できる。 Googleドライブへの保存が可能。画像の追加が可能。但し、1つのマップのサイズは100KBに制限される。
・使用感:Googleドライブと連携しているので、オンラインで編集や共有ができて便利。豊富なテンプレートがあるので、すぐにマインドマップを作成できる。
・公式サイト:https://www.mindmup.com/
Wisemapping
・対応OS:Web版(ブラウザベース)
・対応言語:日本語、英語など
・特徴:オープンソース、複数人での同時編集
・無料版で利用できる機能:無料版でもマインドマップの基本的な作成・共有・公開機能が制限なく使えるのが大きな特徴です。プライベートワークスペースの作成やカスタムテーマの適用などの一部高機能は有料版のみで使用できます。
・使用感:オープンソースのWeb版ツールなので、インストール不要で手軽に使える。複数人で同時に編集できるので、チームでのアイデア出しに便利。
・公式サイト:https://www.wisemapping.com/
以上の8つのツールは、それぞれ特徴があるので、自分のニーズに合ったものを選んでみてください。マインドマップを活用して、アイデアを整理し、学習やプロジェクトを効率的に進めましょう。
まとめ
今回紹介した8つのツールは、どれもMacで無料で使えるものばかりです。
自分に合ったツールを見つけて、勉強やプロジェクトに活用してみましょう。
各ツールの魅力:
・XMind:シンプルで使いやすいインターフェース
・Freeplane:カスタマイズ性が高く、プラグインで機能拡張可能
・SimpleMind Free:直感的な操作性とクラウド同期機能
・MindNode:美しいデザインとiCloud同期機能
・Coggle:リアルタイムコラボレーションとシンプルな操作性
・MindMup:Googleドライブ連携と豊富なテンプレート
・Wisemapping:オープンソースで複数人での同時編集が可能
特におすすめなのが「EdrawMind」です。
EdrawMindの魅力:
・豊富なテンプレートとAI機能で、効率的にマインドマップを作成可能
・AIマインドマップ作成、プレゼンテーションモード、AIエクスポート機能などのAI機能が使える(インストール版)
・チームでの利用に適しており、リアルタイムでの同時編集が可能
・編集したマインドマップはアウトラインモードでテキスト化できる
・個人向けとチーム向けの料金プランが用意されており、お得に利用可能
・初心者にも上級者にもおすすめのツール
マインドマップツールを使うことで、勉強やプロジェクトがもっと楽しくなるはずです。特にEdrawMindは、無料で使えるWeb版から始めて、もっと機能が欲しくなったらインストール版を使うのもいいですね。みなさんも一度、EdrawMindを試してみてください。きっと勉強やプロジェクトが捗ること間違いなしですよ!