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おススメの無料カンバンボードツール5選

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編集者: Edraw

カンバンボードは、タスクの進捗を視覚的に管理するための強力な手段として個人・企業を問わず利用されています。この記事ではおすすめの無料カンバンボードツール5つの特徴や機能、ツールの選び方について解説します。

1.カンバンボードとは?

カンバンボードとは、タスクの進捗状況を視覚的に管理するためのツールです。カンバンボードはトヨタで生産工程の進捗や稼働状況の共有のために使用していた「看板」が由来とされています。

カンバンボードとは?

カンバンボードでは、ボード上に「To Do」「進行中」「完了」などの列を作り、タスクを表すカードを適切な列に配置することでプロジェクトの全体像を把握できます。

カンバンボードを使用する主なメリットは以下の5つです。

  • タスクの可視化による進捗状況の明確化
  • チーム全体での情報共有の促進
  • ボトルネックの早期発見と対応
  • 作業の優先順位付けの容易さ
  • 柔軟な作業管理と生産性の向上

これらのメリットから、カンバンボードは以下のようなさまざまな場面で活用されています。

  • ソフトウェア開発プロジェクト
  • マーケティングキャンペーンの管理
  • 製品開発プロセス
  • 人事部門での採用プロセス管理
  • 個人のタスク管理

元々は大きな板(看板)やホワイトボードを使用していたカンバンボードですが、デジタルツールの発展によりオンラインでのカンバンボード使用が一般的になりました。

2.カンバンボードツール5選

オンラインのカンバンボードツールを利用すれば、リモートワークや出張先など、どこでも進捗管理が可能です。

ここでは、オンラインでカンバンボードを利用できるツールを5選紹介します。

2.1 EdrawMind タスク管理機能

EdrawMind

2,500万人が利用するマインドマッピングツール「EdrawMind」には、タスク管理機能も備わっています。アイデアの整理からタスクの進捗管理まで一貫して行えるため、プロジェクト計画に適しています。

「新製品の開発プロジェクト」を例に挙げて、EdrawMindのタスク管理機能を使った進め方を見てみましょう。

1.マインドマップを作成

まず各タスクをリストアップし、プロジェクトの全体像を視覚化するためにタスクをマインドマップ化します。

リストアップしたタスクをEdrawMindの「右型マップ」テンプレートを使用して入力していきます。EdrawMindの「アウトラインモード」を使用した直接入力や、「ブレインストーミングモード」を使用して会議やアイデア出しからのマインドマップ作成も可能です。

「アウトラインモード」を使用した直接入力

「ブレインストーミングモード」を使用して会議やアイデア出しからのマインドマップ作成

2.タスクの追加

完成したら、マインドマップのトピックにタスクを割り当てていきます。トピックを右クリックし、「タスクの追加」をクリックすると「開始/終了時間」「所要時間」が設定できます。

タスクの追加

「所要時間」を設定

各タスクは「タスクウイジェット」から詳細を設定できます。進捗状況も細かく設定できるため、チームメンバーが容易に把握できます。

進捗状況も細かく設定できる

3.ガントチャート表示

ガントチャート表示

さらに設定したタスクと進捗状況は「ガントチャート」機能で簡単に表示でき、スケジュール管理も容易です。作図ツールであるEdrawMindは、ガントチャートとマインドマップが連携しているためガントチャートからタスクを編集しても反映され使いやすい点もメリットです。

特徴

直感的な操作、マインドマッピングとタスク管理の融合

公式サイト

https://www.edrawsoft.com/jp/edrawmind/

無料機能

基本的なマインドマップ作成・タスク管理

マインドマップギャラリー

カンバン以外の機能

ガントチャート、ブレインストーミング

おススメの人

アイデアの整理からタスク管理まで一貫して行いたい人

2.2 Miro

Miro カンバン機能

(引用:Miro)

オンラインホワイトボードツールとして知られる「Miro」は、カンバンボード機能も強力です。その一つがデジタルキャプチャ機能で、紙の付箋や画像をオンライン付箋に変換できます。130以上のアプリケーションと連携できる点も大きな特徴です。

特徴

無限大のキャンバス、豊富な連携機能

公式サイト

https://miro.com/

無料機能

3つまでのボード作成、ダイヤグラム作成

カンバン以外の機能

ワイヤーフレーム作成、共同作業ワークスペース

おススメの人

複数のツールを連携させて作業したいチーム

2.3 Trello

Trello カンバン機能

(引用:Trello)

「Trello」は、シンプルで直感的なタスク管理ツールとして広く知られています。ドラッグ&ドロップの簡単な操作で、タスクの管理や進捗の追跡が可能です。期限ごとにカードをまとめて表示する機能など拡張機能が豊富にあり、より使いやすくなる点も魅力です。

特徴

シンプルで使いやすいインターフェース

マルチプラットフォーム

公式サイト

https://trello.com/

無料機能

無制限のカード作成

ワークスペースでのコマンド250回/月まで

カンバン以外の機能

カレンダービュー、チェックリスト

おススメの人

小規模チームや個人ユーザー

2.4 Asana

 Asana カンバン機能

(引用:Asana)

「270以上のアプリと連携でき、複雑なプロジェクトの管理や大規模チームでの利用に適しています。

特徴

一元的なプロジェクト管理機能

公式サイト

https://asana.com/

無料機能

最大10名までのチーム利用、無制限のタスク

カンバン以外の機能

ゴールとレポート機能、カレンダービュー

おススメの人

複雑なプロジェクトを管理する中〜大規模チーム

2.5 ClickUp

 Asana カンバン機能

(引用:ClickUp)

「ClickUp」は高いカスタマイズ性と多機能性が特徴のツールで、カンバンボードを含む多様な機能を一つのプラットフォームで提供します。SlackやZoom、Googleカレンダーと連携できる点も魅力のひとつです。

特徴

カスタマイズ性が高く、多機能

公式サイト

https://clickup.com/

無料機能

無制限のタスクとメンバー

カレンダー機能、ホワイトボード機能

カンバン以外の機能

ラベリング機能、タイムトラック機能、ドキュメント機能

おススメの人

多様な機能を一つのツールで管理したい小~中規模チーム

3.カンバンボードツールを選ぶポイント

カンバンボードツールを選ぶ際には、以下の5ポイントを考慮しましょう。

  • 直感的に操作できるシンプルで分かりやすいインターフェースか
  • タスクの優先順位付け、期限設定、担当者の割り当てなどプロジェクト管理に役立つ追加機能が充実しているか
  • カスタイマイズ性やほかのツールとの連携機能があり、プロジェクトの成長に合わせてツールも拡張できるか
  • 無料版と有料版の機能差はあるか、必要な機能が適切な価格で提供されているか
  • チームコラボレーション リアルタイムでの共同編集機能やコメント機能が充実しているか

まとめ

カンバンボードはタスクの進捗の可視化によりチームコミュニケーションを促進し、効率的にプロジェクトを管理するためのツールです。目的に合った適切なツールを使い、プロジェクト管理の効率化と生産性向上を実現しましょう。

EdrawMindは、直感的なインターフェースと高いカスタマイズ性を備え、マインドマッピングとタスク管理を統合しています。チーム協働を促進するコラボレーション機能もあり、マルチプラットフォーム対応で作業場所を選びません。また、短期~長期利用に合わせた料金プランがあり、コストパフォーマンスに優れています。

マインドマップ機能とタスク管理機能が統合された「EdrawMind」の利用で、プロジェクトの視覚化と管理を効果的に行えます。無料ダウンロードでぜひお試しください。

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