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おススメのカンバンボードツール8選

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編集者: Edraw

カンバンボードは、タスクの進捗を視覚的に管理するための強力な手段として個人・企業を問わず利用されています。この記事ではパソコンで使えるカンバンボードツールを中心に、それぞれの特徴や機能、カンバンボードの選び方について解説します。

1.カンバンボードとは?

カンバンボードとは、タスクの進捗状況を視覚的に管理するためのツールです。カンバンボードはトヨタで生産工程の進捗や稼働状況の共有のために使用していた「看板」が由来とされています。

カンバンボードとは?

カンバンボードでは、ボード上に「To Do」「進行中」「完了」などの列を作り、タスクを表すカードを適切な列に配置することでプロジェクトの全体像を把握できます。

カンバンボードを使用する主なメリットは以下の三つです。

  • タスクの可視化による進捗状況の明確化
  • チーム全体での情報共有の促進
  • 作業の優先順位付けの容易さ

これらのメリットから、カンバンボードは以下のようなさまざまな場面で活用されています。

  • ソフトウェア開発プロジェクト
  • マーケティングキャンペーンの管理
  • 製品開発プロセス
  • 個人のタスク管理

元々は大きな板(看板)やホワイトボードを使用していたカンバンボードですが、デジタルツールの発展によりオンラインでのカンバンボード使用が一般的になりました。従来型のカンバンボードと比べて、パソコンで使えるカンバンボードツールは①随時更新可能②保存、共有が便利③画像、リンクなどの資料を一つにまとめるなどのメリットがあると思われます。さて、それぞれの特徴と機能を確認してから普段の仕事において活用してみましょう!

2.カンバンボードツール8選

オンラインのカンバンボードツールを利用すれば、リモートワークや出張先など、どこでも進捗管理が可能です。

ここでは、オンラインでカンバンボードを利用できるツールを8選紹介します。

2.1 EdrawMind

カンバンボードツールEdrawMind

2,500万人が利用するマインドマッピングツール「EdrawMind」の最新バージョンには、カンバン機能も備わっています。アイデアの整理からタスクの進捗管理まで一貫して行えるため、プロジェクト計画に適しています。

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上記のボタンからインストールしてから、次の3ステップで簡単に行えば、カンバンボードを作成できます。

①タスクをカードとして作成

タスクをカードとして作成

②カードを「準備中」「処理中」「完了」に分類して移動

カードを「準備中」「作業中」「完了」に分類して移動

③必要に応じてカスタマイズ

色、重要度、進捗状況を表すバーなどの基本設定のほか、画像やリンクをカンバンボードでまとめました。

プロジェクトに関する資料が簡単に見つかり、チーム全体の効率化につながります。

必要に応じてカスタマイズ

項目 詳細
特徴 直感的な操作、マインドマッピングとタスク管理の融合、豊富なテンプレート
公式サイト https://www.edrawsoft.com/jp/edrawmind/
ガイドページ https://www.edrawsoft.com/jp/guide/edrawmind/kanban-mode.html
無料機能

カンバンのカードは三つまで追加可能
基本的なマインドマップ作成・タスク管理

カンバン以外の機能 ガントチャート、ブレインストーミング、ファイルの暗号化
おススメの人 アイデアの整理からタスク管理まで一貫して行いたい人

2.2 Miro

Miro カンバン機能

(引用:Miro)

オンラインホワイトボードツールとして知られる「Miro」は、カンバンボード機能も強力です。その一つがデジタルキャプチャ機能で、紙の付箋や画像をオンライン付箋に変換できます。130以上のアプリケーションと連携できる点も大きな特徴です。

項目 詳細
特徴 無限大のキャンバス、豊富な連携機能
公式サイト https://miro.com/
無料機能 3つまでのボード作成、ダイヤグラム作成
カンバン以外の機能 ワイヤーフレーム作成、共同作業ワークスペース
おススメの人 複数のツールを連携させて作業したいチーム

2.3 Trello

Trello カンバン機能

(引用:Trello)

「Trello」は、シンプルで直感的なタスク管理ツールとして広く知られています。ドラッグ&ドロップの簡単な操作で、タスクの管理や進捗の追跡が可能です。期限ごとにカードをまとめて表示する機能など拡張機能が豊富にあり、より使いやすくなる点も魅力です。

項目 詳細
特徴 シンプルで使いやすいインターフェース
マルチプラットフォーム
公式サイト https://trello.com/
無料機能 無制限のカード作成
ワークスペースでのコマンド250回/月まで
カンバン以外の機能 カレンダービュー、チェックリスト
おススメの人 小規模チームや個人ユーザー

2.4 Asana

 Asana カンバン機能

(引用:Asana)

「270以上のアプリと連携でき、複雑なプロジェクトの管理や大規模チームでの利用に適しています。

項目 詳細
特徴 一元的なプロジェクト管理機能
公式サイト https://asana.com/
無料機能 最大10名までのチーム利用、無制限のタスク
カンバン以外の機能 ゴールとレポート機能、カレンダービュー
おススメの人 複雑なプロジェクトを管理する中〜大規模チーム

2.5 ClickUp

 Asana カンバン機能

(引用:ClickUp)

「ClickUp」は高いカスタマイズ性と多機能性が特徴のツールで、カンバンボードを含む多様な機能を一つのプラットフォームで提供します。SlackやZoom、Googleカレンダーと連携できる点も魅力のひとつです。

項目 詳細
特徴 カスタマイズ性が高く、多機能
公式サイト https://clickup.com/
無料機能 無制限のタスクとメンバー
カレンダー機能、ホワイトボード機能
カンバン以外の機能 ラベリング機能、タイムトラック機能、ドキュメント機能
おススメの人 多様な機能を一つのツールで管理したい小~中規模チーム

2.6 Wrike 

Wrike

(引用:Wrike)

Wrikeは、プロジェクト管理とコラボレーションを統合したプラットフォームで、タスクの可視化や進捗管理を効率的に行えます。無料プランでも多くの機能を利用でき、チーム全体の生産性向上に寄与します。

項目 詳細
公式サイト https://www.wrike.com/ja/
無料機能 タイムシート、カスタム作業ビュー(例:テーブルビュー、かんばん) 
カンバン以外の機能 高度なレポート作成&BI (有料)ワークフローの自動化 (有料)
おススメの人 中小規模のチームやプロジェクト管理を効率化したい企業

2.7 Zoho Projects 

Zoho Projects (引用:Zoho Projects)

Zoho Projectsは、プロジェクト管理に必要な機能を包括的に提供するプラットフォームで、タスク管理やドキュメント管理、チャット機能などを備えています。無料プランでも基本的な機能を利用でき、コストを抑えつつプロジェクト管理を始めたいチームに適しています。

項目 詳細
公式サイト https://www.zoho.com/projects/
無料機能

最大3ユーザーまで利用可能

2プロジェクトまで作成可能

基本的なタスク管理機能

カンバン以外の機能 高度なレポート作成&BI (有料)ワークフローの自動化 (有料)
おススメの人 小規模チームやプロジェクト管理をこれから始める企業 

2.8 Taiga 

Taiga 

(引用:Taiga)

Taigaは、アジャイルプロジェクト管理に特化したオープンソースのプラットフォームで、シンプルで直感的なインターフェースが特徴です。カンバンボードやスクラムボードなど、アジャイル手法に必要なツールを備えています。

項目 詳細
公式サイト https://www.taiga.io/
無料機能

パブリックプロジェクトの無制限作成

5つまでのプライベートプロジェクト

1GBのストレージ容量

カンバン以外の機能

バックログ管理

ウィキ

ガントチャート

おススメの人 アジャイル手法を採用している開発チームやプロジェクト管理を効率化したいチーム  

3.カンバンボードツールを選ぶポイント

カンバンボードツールを選ぶ際には、以下の5ポイントを考慮しましょう。

  • 直感的に操作できるシンプルで分かりやすいインターフェースか
  • タスクの優先順位付け、期限設定、担当者の割り当てなどプロジェクト管理に役立つ追加機能が充実しているか
  • カスタイマイズ性やほかのツールとの連携機能があり、プロジェクトの成長に合わせてツールも拡張できるか
  • 無料版と有料版の機能差はあるか、必要な機能が適切な価格で提供されているか
  • チームコラボレーションリアルタイムでの共同編集機能やコメント機能が充実しているか

まとめ

カンバンボードはタスクの進捗の可視化によりチームコミュニケーションを促進し、効率的にプロジェクトを管理するためのツールです。目的に合った適切なツールを使い、プロジェクト管理の効率化と生産性向上を実現しましょう。

EdrawMindは、直感的なインターフェースと高いカスタマイズ性を備え、マインドマッピングとタスク管理を統合しています。チーム協働を促進するコラボレーション機能もあり、マルチプラットフォーム対応で作業場所を選びません。また、短期~長期利用に合わせた料金プランがあり、コストパフォーマンスに優れています。

マインドマップ機能とタスク管理機能が統合された「EdrawMind」の利用で、プロジェクトの視覚化と管理を効果的に行えます。無料ダウンロードでぜひお試しください。

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