受験勉強に関するテクニックを身につけたのに、国語の点数が何故か上がらないという思いをしたことはありませんか?一見すると、暗記教科とは無縁のような国語ですが、気をつけるべき暗記要素はあります。 今回は国語の勉強術の紹介と、ポイントを暗記するのに役立つマインドマップの使い方を紹介します。
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Part 1: 国語もなぜ覚えないといけないの?
国語は読めればどうにかなると思いがちな教科です。しかし、試験に出題される教科であり、出題者がいるということは相応の準備が欠かせません。数学がその良い例です。
計算するということだけでは数学は勉強にならず、必要な定理や定義を暗記して、それを当てはめて考える習慣がなければ点数にはなりません。国語も同じで、あてはめるべき知識をまず暗記して、それを生かしてこそ初めて国語が伸びてくるという流れがあります。
1.1: 国語で暗記すべきポイント
最低でも、上記の5つに関する知識は多くあればあるほど、正しい国語力の向上につながります。
特に現代文用語は、かなり必要になるでしょう。カタカナ語が多いですが、アイデンティティという単語で「自分が自分であること」「自己同一性」といった意味があります。この意味を暗記していないと、何を伝えているかわからない長文問題も多くあります。
国語独特の暗記ポイントをしっかり押さえて、問題をとく土台を作ることが勉強術の根本であると言って良いでしょう。
Part 2: 国語を勉強するための暗記法
暗記する学習に慣れていないと、ノートに書いて終わりというケースが見受けられます。それなのに、あまり記憶できていないという声も少なくありません。
国語に限った話ではありませんが、暗記を強くする勉強術のコツは体の5感を多く使うようにすることです。「体に染み込ませる」ような暗記をするには、書くだけの視覚と触覚の情報2つより、音の要素をプラスすると良いでしょう。
何度も音読する、文字だけではなく色やレイアウトを考えてノートにまとめるといった方法であれば、視覚、触覚、聴覚を刺激することになり、普通の暗記で得る効果よりも長持ちしやすくなります。
2.1 他にもある暗記のポイント
語句的なものの暗記であればストーリーの要素を意識することをおすすめします。
● 漢字
漢字を覚えるときには、その漢字だけを繰り返し練習しがちですが、その漢字を使用する例文、同じ意味の紛らわしい漢字をセットで覚えるほうが関連付けて得られる知識と理解が多く、気づきが早くなります。
● 故事成語
語彙を増やすこと、意味を多く覚えることは骨が折れそうですが、要点をまとめていくにはマインドマップの情報整理を活用した勉強術が役に立ちます。。
Part 3: マインドマップを活用して国語の知識を覚えましょう
国語は文章のイメージから連想することが多い科目です。そのため暗記をメインとした勉強をするときにも、連想やイメージを大事にするマインドマップがおすすめです。
上図:EdrawMindで作成した国語のポイント
通常のまとめノートだと文字情報による左脳刺激が多いですが、イラストやレイアウトにより絵をみることに類似した右脳刺激により、記憶が長くなることが期待できます。一般的に左脳は物事を論理的に理解することに適していて、暗記の求められる長期記憶という役割は右脳が担当しているためです。
またマインドマップは、まとめたいテーマに対して、おおまかなジャンルや関連付けで分類していく情報整理術なので、ストーリー立てて情報を理解するのに便利な一面もあります。
国語の勉強術の一つとして、どんなテキストを解いていったかも大事な情報です。マインドマップして整理しておくと、あとで暗記のチェックをしたい時の忘備録として使えるので、どの教材がどんなことが印象に残ったかをマインドマップにすると良いでしょう。
マインドマップ作りに特化した作図ソフトEdrawMindであれば、撮影した画像を取り込んでのマインドマップ作りも時短レベルで早いです。
Part 4: まとめ
いかがでしたか?今回は、国語における暗記の重要性と、覚えるポイントについて少しご紹介しました。文章は音として読めたとしても、語句そのものの意味、熟語やことわざを正しく理解して覚えていないと、正しい意味として取れていないことが多々あります。
判断することを正確にするためにも暗記の要素を高めていく必要があるでしょう。情報を整理した勉強術が求められるので、情報整理に特化したマインドマップが有効です。EdrawMindのような作図ソフトが有れば情報もまとめやすく、画像も組み合わせてのマインドマップが簡単にできます。
国語の勉強に取り入れてみませんか?