食と健康は密接に関係しています。ダイエット方法はたくさんありますが、一番の近道は自分の体の特性を知りそれに付き合う方法です。それをより効果的にしてくれるのが、見える化して細かく確認することです。そうすることで、エンターテイメント性が出てきて楽しく取り組むことができます。今回は、ダイエットを目的とした買い出しメモをEdrawmaxとEdrawMindを使って考えてみます。
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Part 1: 「買い出し」という意思決定の前に準備をする
今回はダイエットを目的にした食生活のサイクルを実現することを目的にしています。そのため、まずは「買い出し」の前に、現状把握を行い目的達成までの経緯を確認します。この情報元である体調と家計情報については下記します2つの記録アプリから集計しています。
1.1 あすけん
この「あすけん」は、体重管理アプリです。このアプリは、体重管理だけでなく、毎日の食時内容を書き込むことでカロリーの計算も可能にしてくれるアプリです。スマホのヘルスケアアプリと連携することで、歩数など運動内容も記録し消費カロリーも算出できます。
1.2 MoneyForward
MoneyForwardは家計管理アプリです。銀行口座やクレジットカードの連携もでき自動で家計管理ができる便利です。
Part 2: EdrawMaxで図式化して現状と改善策を考える
上図:Edrawmaxで体重情報の図
こちらは今までの2年間を遡った体重情報のグラフです。このグラフは、EdrawMaxで図式化したものです。EdrawMaxはテンプレートも豊富でこのような折れ線グラフとその他の図を組み合わせるのにとても便利です。今回は、テンプレートである折れ線グラフを作成するのに、数値を入力しただけでグラフ化できました。
本題に戻ります。今回、グラフ化することでわかったことがあります。それは、過去のダイエットが春先から初夏にかけて成功していた例があったことです。2019年6月から11月にかけて大きな体調の変化があった年で、直後はなかなか体を動かした運動ができませんでした。そのため、2021年3月現在は前例から考えても減量できる時期と言えそうです。
前例の食生活では糖質制限ダイエットとマラソンなどの運動をしていたので、今回も前例にならないように実行したいと考えます。しかし、今回は環境が違います。家族が一人増え運動にかけられる時間が前回よりも少なくなり、未就学児を世話しなければならないので責任感も増えます。そのため、無理なダイエットは生活に支障を与えかねませんので、体幹トレーニングとしてヨガとピラティスを導入することにしました。
以上の現状把握から、2021年3月-6月は前例もあるのでダイエットに適している時期であることがわかりました。あるべき姿への道のりである具体的な方法を、環境の変化を考慮し、食生活はプチ糖質制限の継続と運動方法は体幹トレーニングを導入することに決めました。目標は、前回同様-4kgに設定します。
Part 3: EdrawMindで買い出しメモを作成する
プチ低糖質ダイエットという減量を目的にした方向性は決まりましたが、自分だけの食事メニューの買い出しとはいきません。離乳食中の子と濃い味付けを好む夫の食事メニューも予算内で考案します。そこで役に立つのがEdrawMindです。このEdrawMindでプチ低糖質ダイエットと家族の食事がうまく回転するように買い出しに必要な食品を書き出してみます。
上図:EdrawMindで買い物メモの図
編集可能なマインドマップをダウンロード
EdrawMindを描くことで、家族別メニューの末端である買い出しに必要な食品を書き出し何が必要かを知ることができました。また、関連線をつけることで、その日だけのメニューでなく日々の食生活として回転させることができるのに気づきます。その結果、常備菜と汁物を作っておくことは、食事の準備時間が効率的で、支出も減らせているかもしれないという予想を立てることができます。
Part 4: 考察
今回は、EdrawMaxで体重の現状把握を行い、ダイエットを目的にした食生活を自分だけでなく家族も含めて日々回転させるためにEdrawMindで買い出しメモを書いてみました。この目標と食生活を2021年2月の1カ月過ごしてみてわかったことがありました。それは、食費の増加でした。食費については、常備菜と汁物を用意しておくことで減らせるのかと予想していましたが、糖質制限の別メニューを用意していたので残念ながら増加になってしまいました。それだけでなく、バレンタインというイベントもあり、チョコレートの誘惑に打ち勝つことはできず、期間限定のチョコのドーナツや有名店のケーキなどを要因にして体重も支出も増加させてしまうという散々な結果になってしまいました。一方で、運動の方は毎日欠かさずヨガかピラティス、毎日の散歩を継続させることができました。今この時期を逃すとダラダラと目標に達成できない予感がするので、3月は毎日体重計に乗り見える化を徹底して臨むことにします。
Part 5: まとめ
今回、減量を目的にした食生活の見直しをEdrawMaxとEdrawMindで行ってみました。そして、その事前計画である食生活を1カ月行った結果、考察を通じて見直すべき点を体重、支出の両面からも知ることができました。改善として、体重は毎日一番数値が重くなる夕食後を記録します。また、支出に関しては個人別に支出を記録してみて考察することを導入したいと考えました。図式化して考える習慣を日常生活にとり入れるは、私にとって普段見過ごしていることを見える化し、改善につなげ、単調な毎日にリズムを与えてくれるツールだと考えています。