受験科目に地理があるのに点数が伸びない、今度の定期テストで地理の赤点から脱出したいのにどうすればよいかわからない。そんな深刻なお悩みには、地理ノートの工夫から始めてみませんか。 今回は、暗記しやすい勉強術として実は実践しているという人が多いマインドマップについて、地理ノートに使えるポイントを紹介しております。
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Part 1: 地理が苦手になる原因
地理は社会の科目になるので、暗記教科の部類と考えられています。しかし、模試や入試の出題のされ方を考えると、そのまま覚えようとすると苦手科目になりやすいです。
地理が苦手だという人の理由は、大きく3つに分けることができます。
1.1 地図や資料の見方が分からない
地理は国やエリアの特徴について学ぶことが多いです。学んだことを問うものとして、グラフや資料から判断する出題方式が特徴ともいえます。
グラフや地図といったものから、学んだことを連想する習慣を身につけていないと、図表を見た瞬間に敬遠してしまうという声もあるようです。
内容をしっかりと読み込んだ上で、グラフや表を見てどういう意図で使われているのか、まずは理解することから始めましょう。
1.2 暗記するものが多い
日本史や世界史より暗記するものが少ないという認識の地理ですが、それでも覚えないといけないことが少ないとは言えないでしょう。基礎をしっかり覚えたうえでの問題チャレンジでないと点数に反映されないので、点数により更に苦手感が増すということもあります。
公式を覚えてすぐ活用できる科目ではなく、暗記の様子をしっかり高めていく勉強が必要です。どれぐらい暗記できたかは問題集や過去問に挑戦してみて、正解できるか確かめてみましょう。
1.3 頻出問題のパターンに慣れていない
入試や模試で確実な点数を取るために、分析という要素が求められます。しっかりと吟味して解答解説をノートにまとめることが先決です。
解いた問題の見直し、解きなおしが不足していると、問題の傾向がつかめないので、苦手なまま新しい設問に出会う流れが続き苦手感も強まるという傾向が見受けられます。
間違えた部分もしっかりと復習を行って、なぜその答えになるのか覚えておけば、新しい設問にも対応していけるようになります。
Part 2: マインドマップは勉強に役に立つところは?
マインドマップは、一つのテーマを広げて、様々なジャンルや項目を分類し、項目ごとの情報が一目でわかりやすいという特徴があります。
また、ただ覚えるという動作で忘れがちな人でも、絵を見る感覚で見直した情報は絵の情報として蓄積されます。文字情報より映像情報は長持ちしやすいという特徴もあり、暗記や分析に用いる社会人も少なくありません。
またマインドマップを作成するときに、どの場所に書くかなど、普通のノートに書く勉強と違った意識も働くので学習したキーワード連想につなげやすいと勉強に利用する人が多いです。
Part 3: マインドマップを使う地理勉強法
マインドマップを使った地理の勉強術は物事を関連付けて覚えることができますが、手書きで作ろうとするとサイズ感が分かりづらかったり、書き直したりするなど、面倒な部分もあります。
そこで、パソコンソフトであるEdrawMindを活用すれば、マインドマップの作成が効率的になります。一部有料となるものもありますが、基本的なマインドマップの作成を行うことができるため、パソコンソフトならではのサイズ調整や、修正が簡単に行えるようになるでしょう。
またコミュニティに参考にできるマインドマップの例もあるため、慣れていないという方でもどのように作成していくのかイメージもしやすくなります。上の図のようにメインテーマを中心において、左右でジャンルに分けて、各大陸の情報をまとめていくという使い方も可能です。
関連するイラストなどもあるので、よりオリジナリティのある地理ノート作成にも最適です。
パソコンソフトと聞くと、難しい操作が必要になるのではと感じるかもしれませんが、EdrawMindはマウス操作とキーボード入力が行える方であれば、人を選びません。無料版でも色分けしたマインドマップを作ることができるため、どのような使い勝手なのか確かめてみることを、おすすめします。
Part 4: まとめ
マインドマップはひとつのテーマについて、ジャンルや項目分けを行い、項目ごとに関連する内容をまとめていけるため、暗記する範囲の広い地理の学習に効果的な勉強術です。
またマインドマップにイラストやもうなどを加えることで、視覚的な情報も安くするなどの工夫も取り入れていきましょう。
マインドマップを使ってより自由なデザインで情報をまとめたいという際には、たくさんのテンプレートを使用することが可能な、EdrawMindで作図することが必要です。
マインドマップなどの情報を暗記することに優れた方法を見つけることができれば、地理の苦手を克服することも不可能ではありません。