多くの高校生が、序盤で苦労する授業に物理基礎があります。中学で習っていた理科の延長ではありますが、苦手とする高校生は多いです。しかし、大学受験の教科でもあるので得意にする必要があります。
このページでは、物理基礎公式をマインドマップにまとめた公式集を紹介することで、おすすめしたい勉強術を提案しております。
- 目次 -
Part 1: 勉強の成績があがらない理由
物理基礎は数学が得意であれば取り組みやすいと言われている教科です。その特徴として、たくさんの公式があり、それを用いた計算が多いことが理由に挙げられます。
まずは物理基礎公式をしっかり把握して暗記することが先決でしょう。代表的な物理基礎の勉強方法について紹介します。
Part 2: 物理基礎をマスターする3ステップ
物理基礎は、従来行われていた物理Ⅰから多くの項目が削除された科目で覚える要素が他の科目より少ないという特徴があります。しっかり覚えて、しっかり身につけるという王道の学習方法で問題ありません。
2.1 物理公式を覚える
教科書に書かれている公式をおぼえることを最優先にしましょう。物理基礎が苦手という高校生の多くが、公式を理解していないことが多いです。ここをクリアして問題に取り組むことが理想とも言えます。
記号で混乱するという声も多いので、記号のまま覚えずに、記号が指し示している言葉で覚えるべきでしょう。
例
V=RIではなく、電圧=抵抗かける電流やボルト=オームかけるアンペア
記号と言葉で物理基礎公式を暗記するようにしておけば、設問に取り組む時の気づきが早まります。
2.2 問題集をといてパターンを覚える
物理基礎は単元数が他の教科ほど多くありません。そのためパターン別に学習すれば、得点源を得ることは十分可能です。暗記した公式を用いる単元を繰り返し、問題を解くことで解法を身につけられます。
単元ごとの出題のされ方さえ分かってしまえば、あとは公式に代入することばかりです。計算ミスをしないように、丁寧に手順を覚えて、確実に得点出来るようにしましょう。
2.3 間違えた問題を反復練習して身につける
間違えてしまった問題こそ、大事にする勉強術が学生には必要です。なぜ間違えたかの原因を究明し、次に同じ失敗をしない意識が次に繋がります。うろ覚えになっていることは反復練習して確実に身につけるべきです。
上記の3ステップを大事にして、普段の学習のクオリティを高めていきましょう。
Part 3: よく使う物理基礎公式とは?
物理基礎では力学に関する出題がよくあります。摩擦や、物体の投げ上げと言ったエネルギーや速度に関する問題は公式を覚える段階で苦労する学生が増えます。
まずは力学に関する物理基礎をマスターしたいところです。
代表的な力学に関する物理基礎公式
• 自由落下
v=gt
s=1 2gt2
• 鉛直投げ上げ
v=v0-gt
s=v0-1 2gt2
• 等加速度運動
v=v0+at
s=v0+1 2gt2
v2-v02=2as
• aから見たbの相対速度u
u=vb-va
シンプルな公式が多いのですが、Vやg,xなど、どれが何を指しているかで混乱するということ、力学は物理基礎の最初の方で出てくるので苦手感が強まるようです。
Vは速度、V0は初速度などアルファベット記号を言葉に直してからの暗記を、最初の単元からスタートをおすすめします。
Part 4: マインドマップで物理基礎公式を整理する
上図:EdrawMindで作成した物理基礎公式集
物理基礎の公式は、ある程度まとめて公式集にすると良いでしょう。今回は、EdrawMIndを利用して、公式集を作成してみました。
通常のオフィスソフトを用いると、累乗の小さな数や特殊な数学記号を打ち込むことが難しい場合があります。EdrawMindは数式パレットが搭載されているので、かなり専門的な数式や公式を記入することも可能です。
また画像貼り付けもEdrawMindは可能であり、ノートに書いた公式など写真に撮ってから画像を添付してマインドマップにすることが出来ます。
上図:EdrawMindで作成した力学公式集
物理基礎は、力学、熱、波、電気と分かれているので、項目別に公式をまとめるだけで取り組むポイントを絞れることが利点です。
まずは物理基礎に関する公式集を作り、定期的に暗記に取り組むことを勉強術として強くおすすめします。
Part 5: まとめ
今回は、物理基礎に関する勉強術のアドバイスと、覚える必要がある物理基礎公式をマインドマップで公式集にする提案をしました。物理基礎は公式が複雑に見えるため、苦手とする学生が多いですが、覚える量が少ないこと、パターンが決まっていることを考えれば得点源に出来る科目です。
公式などもマインドマップを作成して、わかりやすい表にできるので、暗記して問題チャレンジというスタイルができれば点数を取ることは無理ではないでしょう。
公式をしっかりまとめて繰り返し学習することで、苦手をなくすことが出来ます。公式集など要点まとめに優れたEdrawMindを活用して、オリジナルの公式集を用いた勉強術を今こそ始めてみませんか?