「引っ越し先の部屋の家具配置シミュレーションのために間取り図を作りたいけれど、今回しか使用しないから無料のアプリで十分」「不動産関係の仕事で、移動中の時間にさくっと作れる間取り図アプリを探している」
本記事ではそのような人に向けて、「無料で使える間取り図アプリ」を8選紹介します。
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1.ルームプランナー
(引用:App Store)
ルームプランナーはIKEAやニトリをはじめとするさまざまなブランドの家具もレイアウトに利用でき、間取り図をもとに自宅の家具配置のシミュレーションをするのに適しています。
さらに「部屋をスキャン」する機能がついており、実際の部屋を測定すると部屋サイズだけでなく窓・ドア・天井高まで含めた間取りを作成してくれます。
(ルームプランナーアプリより引用(測定結果画面))
測定や間取り作成に少しコツがいるものの、実際の自分の部屋を2D/3Dで手軽に再現できて部屋作りのイメージがつかめるおすすめアプリです。
対応OS | iPhone:iOS 12.0以降~ Android:Android 11以降~ |
無料機能 | 無料家具・部屋の利用 |
有料機能 | 家具完全カタログ(5000製品)の利用 部屋サイズの指定 |
3D対応 | 〇 |
図面取り込み機能 | × |
PC版・Web版との連携 | 〇 |
メリット | 実際の間取りを測定して作成できる IKEAやニトリなどの家具が利用できる |
デメリット | 有料プランがやや割高 (プランにより週190円~1,000円) |
おすすめの人 | 模様替えや引っ越し先の家具配置シミュレーションをしたい人 理想の部屋作りを楽しみたい人 |
2.EdrawMax
「EdrawMax」は累計3,500万以上ダウンロードされている「Edraw」シリーズの作図ツールで、間取り図専用アプリではありませんが間取り図も作成できます。
(EdrawMaxアプリ版(編集画面))
EdrawMaxの特徴は豊富なテンプレートで、一から間取りを作成するほかにも、ユーザーが公開しているテンプレートを利用した間取り作成もできます。操作も直感的にわかり、「操作がわかりにくい」というストレスがありません。
ほかにも、EdrawMaxはパソコン版やWeb版がありクラウド上に保存すればどのデバイスからでも編集できるため、外ではアプリで、自宅や会社ではパソコンでと使い分けられ便利に使えます。
パソコン版やWeb版では豊富な部屋や設備が用意されているうえに、 CADファイルの取り込みも可能なため紙の図面からの間取り図作成も簡単です。下の青いボタンからインストールすることができます。
EdrawMaxは間取り図だけでなく庭園・オフィス、そのほかのあらゆる作図も可能な点が大きなメリットです。
対応OS | iPhone:iOS 11.0以降~ Android:バージョン不明 |
無料機能 | 無料テンプレート・素材 |
有料機能 | 有料テンプレート・素材 クラウドストレージの利用(1・10GB) |
3D対応 | × |
CADファイル取り込み機能 | 〇 |
PC版・Web版との連携 | 〇(PC版・Web版) |
メリット | Web版、パソコン版とも連携している 間取り図以外の作図にも活用できる |
デメリット | アプリ版は日本語対応していない (※2024年6月時点) |
おすすめの人 | 状況に応じてパソコンでも利用したい人 間取り図以外の作図もおこないたい人 |
3.間取りTouch+
(引用:間取りTouch+)
「間取りTouch+」にはよくある部屋のパターンや設備が一通り登録されており、シンプルな間取りなら簡単に作成できます。
3D機能や図面取り込み機能はありませんが、部屋・設備・家具などのパーツはドラッグ以外にも数値移動も可能で、壁からの距離も表示されるため「うまく配置できない」というストレスが少ないのも使いやすい点です。
(引用:App Store)
出力時にカラー・模様・パターン・モノクロと変更できるため、シンプルで似たような間取り図をたくさん作成する不動産関係の業務用としても使えます。
対応OS | iPhone:iOS 15.0~ |
無料機能 | 家具の挿入・サイズ変更 一部屋単位編集(拡大可能) ダウンロード・カラー変更可能 |
有料機能 | 有料機能なし |
3D対応 | × |
図面取り込み機能 | × |
PC版・Web版との連携 | × |
メリット | 部屋単位で拡大表示できる |
デメリット | iPhoneしか対応していない |
おすすめの人 | シンプルな間取りを手軽に作りたい人 不動産関係で間取り作成が必要な人 |
4.プランナー5D
(引用:App Store)
「プランナー5D」もルームプランナーと同様に部屋のスキャンから3Dデザインを作成できるアプリです。6,400以上のアイテムがあり、家具・床・壁の色やテクスチャも変更できるため、理想の部屋をデザインできます。
また、部屋だけでなく建物全体や裏庭もデザインできるので、自宅を新築・改築する際のデザインにも活用できます。
(プランナー5Dアプリより引用(3Dデザイン画面))
対応OS | iPhone:iOS 14.0~ Android:バージョン不明 |
無料機能 | 無料アイテムの利用 エクステリアのデザイン 床や壁の色や素材も変更可能 |
有料機能 | フルカタログの利用 同期 |
3D対応 | 〇 |
図面取り込み機能 | 〇 |
PC版・Web版との連携 | 〇(PC版) |
メリット | 設計自由度が高く、クオリティの高いデザインができる |
デメリット | 部屋の名称を変更できない |
おすすめの人 | インテリアだけでなくエクステリアもデザインしたい人 自宅を新築・改築するデザインに役立てたい人 |
5.再現間取りメーカー
(引用:Google Play)
「再現間取りメーカー」は高度な間取り作成には向いていないものの、置きたい素材を選択してマス目上をタップするだけで部屋・壁・家具・アイテムが全て配置でき、操作が一目見てわかる使いやすいアプリです。
(再現間取りメーカーアプリより引用(間取り作成画面))
広告の視聴で「ガチャ」が引け、家具や記号が手に入る点もほかの間取り図作成アプリにない再現間取りメーカーの面白い特徴です。
(再現間取りメーカーアプリより引用(ガチャ画面))
対応OS | iPhone:iOS 11.0~ Android:バージョン不明 |
無料機能 | すべての機能 |
有料機能 | 有料プランなし |
3D対応 | × |
図面取り込み機能 | × |
PC版・Web版との連携 | × |
メリット | 手軽に間取り図が作れる |
デメリット | 高度な間取り図作成はできない |
おすすめの人 | 作った間取りをシェアして楽しみたい人 難しい操作なしに間取り図を作りたい人 |
6.間取りー図
(引用:Google Play)
「間取りー図」は、モノクロ専用の間取り図作成アプリです。
高度な表示機能などはありませんが、間取り図作成をスムーズにする以下のような機能があります。
- 下絵を取り込んで間取り図を作成できる
- 壁や建具の配置やサイズ変更がドラッグ以外にも矢印キーで調整できる
(引用:Google Play)
特に間取り図作成で大変なポイントである複雑な形状をした部屋の作成や建具のサイズ調整、図形同士の位置の微調整がしやすいのは大きなメリットです。
対応OS | バージョン不明 |
無料機能 | すべての機能 |
有料機能 | 有料プランなし |
3D対応 | × |
図面取り込み機能 | 〇 |
PC版・Web版との連携 | × |
メリット | シンプルだが必要な機能が揃っている 壁や建具の微調整が簡単 |
デメリット | Androidのみしか利用できない |
おすすめの人 | モノクロでよいので間取りが作りやすいアプリを探している人 |
7. MagicPlan
(引用:App Store)
「MagicPlan」は累計2,000万以上ダウンロードされている間取り図作成アプリです。
MagicPlanの特徴は作成した間取りを基にしてリフォームの工事費を計算したりレポートを作成したりが可能な点です。
評価は高い反面、レビューを見ると動作が不安定というコメントがいくつかある点がデメリットでしょう。
対応OS | iPhone:iOS 15.0~ Android:バージョン不明 |
無料機能 | デジタル測量 写真やメモを使用したレポート作成 見積り機能 |
有料機能 | 2つ以上のプロジェクト作成 チーム利用 |
3D対応 | 〇 |
図面取り込み機能 | × |
PC版・Web版との連携 | × |
メリット | レポートや見積りが作成できる |
デメリット | エラー報告のレビューがいくつか見られる |
おすすめの人 | 業務で間取り図から報告書を作成したい人 |
8. Roomle 3D & AR
(引用:App Store)
「Roomle 3D & AR」はAR機能が利用できる間取り図作成アプリです。
壁の挿入や移動、家具の挿入も簡単で使いやすさもデザイン性も揃っています。
(引用:Roomle 3D & AR(Web版))
作成した間取り図は3Dで確認でき、さらにVRゴーグルを利用すれば実際に作成した部屋を歩いているような体験ができます。
家具を置いたときの動線やスペースもよくわかるので、部屋作りの失敗を避けやすくなる点がメリットです。
対応OS | iPhone:iOS 15.0~ |
無料機能 | 家具アイテム挿入 寸法計測 |
有料機能 | カタログ全て利用可能 |
3D対応 | 〇 |
図面取り込み機能 | 〇 |
PC版・Web版との連携 | 〇(PC版(Macのみ)・Web版あり) |
メリット | VRで実際の部屋の感じが体験できる (※VRゴーグルが必要) 操作がわかりやすい |
デメリット | Androidでは利用できない 利用にはメールアドレスの登録が必要 |
おすすめの人 | VRゴーグルを持っていて、動線や家具の位置感覚を確認したい人 |
まとめ
間取り図アプリも複数利用してみるとそれぞれ特徴の違いがわかります。気になったアプリはいくつかダウンロードして使い勝手を試してみましょう。「EdrawMax」は間取り図だけでなく庭園やオフィス作成もでき、パソコン版やWeb版もあるため使い勝手の良いソフトです。
さらに、ドローイングソフトであるEdrawMaxは豊富なテンプレートと素材で間取り図以外にも年賀状・ポスター・パンフレット・販売図面・マーケティングと日常やビジネスシーンのあらゆる作図に活用可能です。
(EdrawMaxのテンプレート一例)
ぜひ一度無料ダウンロードでEdrawMaxのスムーズな作図を体験してみてください。