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Part 1: 電気回路図とは
電気回路図は、どのように電気回路が構成されているかを図で表します。回路図は、電気接続、電源、スイッチ、ワイヤー接続などで構成されています。
回路図は、室内や建物の回路の設計、構築、メンテナンスに従事する専門家が使用します。学生も、電力や電気の基本的な原理を理解するために電気回路図の使い方を学びます。
回路図の利点は、世界中で共通して使われるガイドブックとしての働きがあることです。特に、どのように構造物の回路が配備されているかを正確に理解しなければならない電気系統のメンテナンスを行う専門家には便利です。
Part 2: よく使われる電気回路図記号
以下の内容には、よく使われる電気回路図記号について説明します。
• セル
セルは、電気エネルギーの供給を指します。通常、単セルはバッテリーと呼ばれますが、厳密にいうと、バッテリーは、2つ以上のセルが連結したものになります。1本の長い線と短い平行線で表します。
• バッテリー
バッテリーは、 2つ以上のセルを指します。大きいほうの端子(左側)がプラス(+)です。平行な長い線と短い平行線を何本か組み合わせて使い、表します。
• ワイヤー
回路のある地点から別の部分に電流を送ります。2つのコンポーネント(部品)間を接続するワイヤーです。
• 抵抗器
抵抗器は、電流の流れを制限するために使います。波線で表します。
• スイッチ
ON/OFFスイッチでは、ONの位置(閉)になっているときにのみ電流が流れます。通常、1本の直線の切れ目から片方の線が斜め上に伸びた記号で表します。
• 電流計
電流計は、電流の測定に使います。回路ではアルファベットのAで表します。
• 電圧計
電圧計は、電圧の測定に使います。回路ではアルファベットのVで表します。
• モーター
変換器は、電気エネルギーを動力エネルギーに変換します。回路ではアルファベットのMで表します。
• ランプ
電気エネルギーを照明に変換する変換器です。
Part 3: 電気回路図のテンプレートの活用方法
• ステップ1
EdrawMaxを起動します。
• ステップ2
EdrawMaxから「新規作成」>「エンジニアリング」>「論理回路」の順に選択します。
• ステップ3
回路図のテンプレートを1つ選択し、編集するか、[+] 記号をクリックし、下書きから始めます。
• ステップ4
画像、PDF、編集可能なMS Office のファイル、SVG、Visio vsdxファイルに作業したファイルをエクスポートする(送る)ことができます。
• ステップ5
また、SNSやオンラインWebページで他者と図を共有することもできます。
Part 4: EdrawMaxを際立たせている各種機能
- Edrawは、拡張効果を備えた見やすいテーマを数種用意しています。数回のクリック操作で、選択中のテーマを変えられるので、図全体の変更が簡単に行えます。設計のプロである必要はまったくありません。
- Edrawのドキュメント(文章)はすべて、澄度の高いベクター形式の画像ファイルで確認したり、変更したりすることが可能です。
- 便利な自動編集ツールを数種用意しているので、オブジェクトの調整、回転、グループ化、整列が簡単に行えます。
- Edrawは、線の幅、色と種類、フォントのサイズやスタイル、テキストの色などを調整できる、さまざまなカスタマイズオプションを備えています。
- 画像の追加やテキストの編集が簡単です。
Part 5: 電気回路図の例
5.1 DC 回路図
DC回路図の問題は、オームの法則に関連しています。 DC回路の最も一般的な構成は、シリーズ、並列、2ループ、複数ソース、電圧分配器、組み合わせ、単一ソース、内部抵抗のあるバッテリーです。
5.2 AGC回路図
これは、自動利得制御(AGC)の回路図の例です。増幅器で使われる回路を制御する閉ループフィードバックです。ラジオの受信機やレーダーシステムのようなデバイス(装置)でよく見られます。
Part 6: まとめ
この記事では、大きく5つの項目に分けて、電気回路図の図解、よく使われる記号の紹介、回路図の作成方法、EdrawMaxが際立つ理由、回路図の例について説明しました。
EdrawMaxは、最も簡単に使えるオール・イン・ワン型の作図ツールです。回路図やその他さまざまな図を容易に作成することができます。あらかじめ用意されている回路図記号とクリップアートで、回路図作成を可能な限りシンプルに行うことができます。また、作成した図を複数のフォーマットにエクスポートできるので、他者と作業を共有することもできます。さあ、今からすぐ、あなたの作図を始めてみませんか。