ソフトウェア開発 UML図例

無料ダンロードできるUML配置図のテンプレート

無料編集できるUML配置図のテンプレート
edraw編集者
編集者: riox

複雑なシステムの全体的な概要を設計する際は、多くの企業の専門家やソフトウェアエンジニアが標準言語の統一モデル言語(UML)を使います。UML図の一例である配置図は、ソフトウェア言語で表されます。皆さんがUML配置図を理解できるよう、この記事ではUML配置図の例を取り上げて具体的に説明していきます。

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Part 1: 配置図とは

UML配置図は、基盤となるハードウェア上にソフトウェアがどのように配置されるのか、またソフトウェアシステムが働く、物理的なハードウェアがどのように指定されるのかを決定する図の一種です。つまり、このUML図は、ソフトウェアの物理的なノードと関連のある静的な機能を視覚化して、構成の詳細を定義する際に役立ちます。オブジェクト指向のシステムの物理的な側面をモデル化する際に利用できるUML図はたった2つで、そのうちの1つである配置図を使います。

作成が比較的複雑な配置図について理解を深めるには、簡単に作成できる配置図の例を比較するとよいでしょう。以下のパートで、それらの例について説明します。



Part 2: 配置図の例

例1 iTunesのUML 配置図

iTunesのUML 配置図

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上の例は、Apple web サーバー、iPhone OS、iTunesストア、webブラウザの機能を表したiTunes の配置図です。これらはすべて、3Dのボックスで表されており、この配置システムの主要ノードであることを示しています。iPhone OSはソフトウェアオブジェクトで、携帯とコンピュータはハードウェアです。

この例では、例えば、ホームコンピュータとwebブラウザを繋ぐ線など、さまざまなノード間の関係性を見ることができます。この線は、iTunesサービスのオンライン購入のような関連性を表しています。

例2 Androidアプリケーションの配置図

Androidアプリケーションの配置図

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このAndroidの配置アプリケーションズの例では、ノードとコンポーネント間のさまざまな関連を見ることができます。まず、ノード「Android」には 「既存のメタクラスがどのようにプロファイルの一部として拡張されるのか」を定義するプロファイルのクラス、ステレオタイプ“<>”があります。ほかのノードやres、クラス、リソースのようなコンポーネントにも反映されています。

点線矢印の配置の関連性はAndroidがAndroidアプリケーション、特にAndroidManifest.xmlに依存していることを表しています。携帯電話は、この場合、ハードウェアを表しAndroid はソフトウェアオブジェクトのノードを示しています。ソフトウェア(Android)携帯デバイスに依存しているか、使用されており、必要に応じてその携帯デバイスは、外部的に使われていることがあります。

例3 顧客支払いの配置図

顧客支払いの配置図

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この図は、3つの主なノード(内部に特定のコンポーネントがあるコンテナ)で構成されています。例えば、銀行のサーバーノードには、2つのコンポーネント(顧客情報と支払いアプリケーション)があるので、コンテナのノードとなります。また、Eコマースサーバーとユーザーの個人機器間、そして顧客情報と支払いアプリケーションのコンポーネント間に依存関係が見られます。ノード間のコミュニケーションもEコマースサーバーとユーザーの個人機器と銀行のサーバーと、線で繋いで示されています。

この図には、バンクサーバーのノードとEコマースサーバーのノードを示す円で表された契約関係のインターフェイスがあります。全体では、このシステムは、支払いアプリケーションとEコマースリストを利用して配置プロセスがどのように作用するのかを表していますが、両方とも顧客のインターフェイスソフトウェアを介して繋がれています。

例4 Web App 配置図

Web App 配置図

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これは、視覚的に少し複雑に見える配置図の1つですが、配置図の要素について事前に知っていれば問題はありません。このUML 配置図の例では、すべての関係性が明白に定義されているので、学習と理解が非常に簡単です。図には、複数のコンポーネントを含む、ブッククラブのアプリの主となるノードがあります。

主となるノードのコンポーネントとそのノードの外側にあるコンポーネント間には、依存関係があります。例えば、図書館のクラスとショッピングカートのユーザーインターフェイス間です。ショッピングカート、注文、顧客間の契約的な関係性が、明白に定義されています。これは、ユーザーが商品を選択し、ショッピングカートに追加して注文した場合、「顧客」と定義されることを示しています。

例5 ブッククラブアプリの配置図

ブッククラブアプリの配置図

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上の図は、ブッククラブのアプリの配置図を表しています。図には、データベースサーバーとアプリケーションサーバーがあります。 この図は、基本的な概念として使うUMLではどのように配置が見られるかを表しています。 この例の図では具体的な関係性と、配置システムアプリの配置プロセスに関わるプロセスが含まれています。



Part 3: 配置図作成ツール-EdrawMax

配置図の例からさらに図について理解できるかと思います。UML配置図をどのように作成しようかお考えの際は、 まずEdrawMaxを検討してみてください。 配置図以外にも、280種類を超える図の作成に対応しており、実用的なテンプレートも備えているので、配置図の作成をより簡単に行っていただけます。これ以外にもEdrawMaxでは、インポートとエクスポート操作で、Visio、PDF、Word、Excelなど、さまざまなファイル形式に変換することができます。

EdrawMaxは、単なるオンラインUML作成ツールではありません。EdrawMaxを使って配置図をテンプレートから選び、各自の配置図を簡単に作成してみてください。あるいは、EdrawMaxテンプレートギャラリーから配置図のテンプレートを選択し、お好みでカスタマイズすれば、自分だけの配置図が出来上がります。



Part 4: まとめ

最後に、これらの配置図はすべて、UML配置図の設計に使われている原理と同じように役割を果たすので、読み取りや実際にどのように作用するのかの概念化が簡単です。配置図を理解するには、ほかに分類がないため、まず最初にUML図について知ることが重要です。

独自の配置図を作成するのに最適なオンラインwebサイトをお探しであれば、ぜひEdrawMaxをお試しください。 すぐに始めていただけるUML図作成ツールで、無料でご利用いただけるプロフェッショナル向けに作成されたテンプレートを数多く備えています。EdrawMaxでUML図を作成する方法について、さらに理解が必要な場合は、手順を追いながらUML図を作成できるガイドもご利用いただけます。

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