マインドマップは創造的な思考を促します。例えば、問題分析や対策探しなどに役立ち、仕事や生活において問題解決に進めるための効果的なツールです。ここで、マインドマップを使って問題解決を簡単に行う方法をご紹介します。
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Chapter 1: マインドマップを問題解決に活かす
日常生活や仕事において、問題にぶつかることは誰にでもあります。あなたはそういった場面で、どのように解決策を探りますか?例えば、頭の中であれこれと考え、解決策を思いつく?それとも、他人の助けを求める?つい頭の中で考えて問題を解決しようとすると、様々な考えが巡り思考がめちゃくちゃになることがあります。また、他人が自分の中にある問題をしっかり理解することもできませんし、自分と同じように理解できるとも限りません。これらの方法は問題解決を効率的に行うには無理があります。そこで、問題解決を効果的に進めるための方法として、マインドマップをご紹介します。
マインドマップは、現状把握から、問題分析、対策探りまで、問題解決をスムーズに進めるために役立ちます。マインドマップを介して、問題について創造的な思考を行い、発想を整理し、さらには解決策まで思いつくことができます。なぜマインドマップは問題解決を進めるために優れたツールといえるのでしょうか?その理由には、以下のような効果があるからです。
- 問題をイメージ化、構造化、系統化し、現状、原因と結果の関連性を明らかにする。
- 創造的な思考を促し、問題についての考えをしっかりと深めてくれることができる。
- 膨大な情報を一枚のマインドマップで示し、問題を一目で全体把握することができる。
- 他人に共有したり、プレゼンテーションをしたりする際に、問題の分析、解決をわかりやすく表現することができる。
Chapter 2: マインドマップで問題解決を進める方法
では、どのようにマインドマップを活用し、問題解決をしていくのでしょうか?マインドマップで問題解決を進める方法を、4つのステップで説明していきます。
① 目標を明確にする
問題を解決するためには、問題解決を行う前に、「どうしたいか」「どのような状態や目的に達成したいか」について最終目標を明確にする必要があります。その目標に応じて、問題解決策を検討するわけです。目標を明確にしたら、それをテーマとし、マインドマップの中心に書き入れます。例えば、以下のように「地球温暖化を止める」をマインドマップの中心トピックとして書きます。
② 問題を分析する
問題を効果的に解決するためには、現状分析は欠かせません。現状分析をするには多くの方法がありますが、最も多く使われるのは5W1Hという手法です。「5W1H」とは「Who」「What」「Where」「When」「Why」「How」の略です。つまり、現状を分析する際に、問題について「誰」「何」「どこ」「いつ」「なぜ」「どのように」という6つの方面から考えます。「5W1H」で質問し、さらに答えていきます。マインドマップの中心トピックからブランチを放射状に書き出し、問題についての「5W1H」 をそれぞれの枝分かれに記入し、 それらの答えも次のブランチに書き入れます。重要な問題ポイントはマークで強調したり、関連性のあるポイント間にリンクをつけて示したりすることもお勧めです。このプロセスでは、できるだけ多くの関連する問題を深く詳細に分析してください。
③ 対策を見つける
「5W1H」における問題の現状を分析することで、新たなアイデアが湧き、それぞれの対策を見つけ出すことができます。問題のブランチからさらに多くの枝分かれを追加し、それぞれの解決策を書き入れます。
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Chapter 3: 問題解決に行動を実施する
解決策を見つけたら、最後は行動を実施して、問題解決に取り組みます。解決するための行動を起こしている際に、新たな問題が発生したり、対策の効果があまりないことがあるかもしれません。その際にはリアルタイムな調整や、新たな分析が必要とされます。
Chapter 4: まとめ
いかがでしたか?この記事では、マインドマップを問題解決のために使う方法とその効果についてご紹介しました。仕事中の問題解決においても、日常生活でのお悩み解決においても、マインドマップを使えばよい効果を得ることができます。ぜひ問題解決が必要な場合には、マインドマップを試してみましょう!