マインドマップとは、自分の思考や考え、アイデアなどを『見える化』したノート法のことです。
このように、1つ大きなトピックを中央に用意し、それに関連したものを枝分かれさせつつ、アイデア等をまとめていきます。
頭の中に思い浮かんだアイデアや考えをアウトプット、見える化しておくことで、後々見返して活用することができます。
「普段から、ちょっとしたアイデアを頭の中で思いつくけど、すぐに忘れてしまう…」という経験は誰しもがあると思いますが、
こういったアイデアをマインドマップに書き留めておくことで、後々に活用することができるという訳です。
旅行について質問
さて、自分の思考やアイデアをマインドマップをまとめるのが基本的な使い方であると解説しましたが、これ以外にも使い方次第で色々なことをまとめることができます。
例えば、旅行の計画や質問、注意事項などです。 複数人で旅行に行く時は、みんなで 「どこにいこうか…」 「いつ行こうか…」 と計画を決めると思います。
こういった話の中で決まった計画は、その話し合いに参加していなかった人や忘れた時に見返すことができるように、何かにまとめておくと思います。そんな時に、メンバーへの情報共有ツールとして、マインドマップを活用することができます。
また、場所、日程などの旅行に必要な基本的な情報だけでなく、持ち物や宿泊地の注意事項、メンバーからの質問などを書き留めておくこともできるので、マインドマップを見れば旅行計画の詳細が一目で把握できるようになり、非常に便利です。
EdrawMindを使用して、ステップマインドマップの計画を開始
では実際に、EdrawMindを使って旅行計画を立てていきたいと思います。
マインドマップで旅行計画を立てる上で、次のような手順でまとめていきます。
①自分たちで1から計画するか、旅行代理店を利用するか
②目的地や日程、予算を決める
③準備リストの作成(持ち物、宿泊地や施設、飛行機、アクティビティなどの予約、パスポート(海外旅行の場合))
④詳細なスケジュールの作成(ガントチャート)
⑤マインドマップを飾る
これで一通り旅行計画のマインドマップができます。では、1つ1つ解説していきます。
1.自分たちで1から計画するか、旅行代理店を利用するか
旅行計画を決めるにあたり、宿泊地や飛行機からレンタカー、アクティビティまでの予約を自分たちで行うのか、
それとも、これらが全てパッケージとなった旅行代理店を利用するのかを決める必要がありますね。 ここは特にマインドマップにまとめる必要は無いですね。
今回は、グアムへの海外旅行を旅行代理店に行って予約するケースを例に解説していきたいと思います。
2.目的地や日程、予算を決める
まずは、目的地、日程や予算などの旅行の大枠部分ですね。
ここの認識が旅行に行くメンバーと合っていなければ、そもそも旅行に行くことすらできないので、
まずはこれらを決めていく必要があります。 今回は、EdrawMindの『右型マップ』で作成していきます。
まずは、画像のように中央のトピックを『旅行計画』として、その下に『旅行の大枠』としました。
その下に、目的地、日程、予算などの旅行の基本的な情報をまとめてみました。
細かいまとめ方は、色々パターンがあると思うので、自分の分かりやすいようにすれば大丈夫です。
旅行のメンバーと話し合った結果を書き込んでいくような形ですね。 予算に関しては、細かく内訳の目安も適当に書いてみました。
このように深掘りしていきたい時も、そのトピックの下に繋げていくことで簡単に追加できます。
また、順番の入れ替えや移動もトピックを選択して、ドラッグ&ドロップでできるので簡単です。
3.準備リストの作成(持ち物、宿泊地や施設、飛行機、アクティビティなどの予約、パスポート(海外旅行の場合))
旅行に行くまでの準備をリストにしておきましょう。
荷物の準備は当然ですが、その他にも、パスポートの取得や更新、広告代理店への訪問、予約、入金など旅行の計画段階にも意外とやることは多いです。
予約やお金、パスポートに関しては、忘れてしまうと旅行自体行けなくなってしまうという結果に繋がるので、忘れないためにもしっかりと洗い出してメモしておきましょう。
特に、海外旅行であれば、パスポートは必須になります。 しかし、パスポートの取得には大体1週間かかり、また、パスポートの申請に必要な書類が色々とあるので、これらを集めるのにも時間がかかるので、時間に余裕を持った上で準備していく必要があります。
メンバーの一人でも申請を忘れてしまうと、宿泊施設や飛行機、アクティビティなど様々なところでキャンセル料がかかり、旅行計画を大きく変更する必要が出てきます。
準備リストをまとめると、画像のような感じになりますね。
パスポートの取得や更新、旅行代理店への入金などについては、それぞれ期限がありますが、それを含めてメモしておくと良いかもしれませんね。 EdrawMindには『タスク』という機能があり、タスクの期限、進捗率、優先度などをメモしておくことができます。
また、そのタスク情報を元に、視覚的にスケジュールを確認しやすくするための、ガントチャートを自動的に生成してくれます。
期限を管理する際には、『タスク』と『ガントチャート』は非常に便利な機能なので、
ただ単にメモとして期限を書いておくのではなく、タスクとしてメモしておくのが良いですね。
4.詳細なスケジュールの作成(ガントチャート)
次に、詳細なスケジュールの作成についてです。
旅行と言えば、スケジュールを決めることも旅行の醍醐味の内の1つでしょう。
どこへ行こうか…、何をしようかとワクワクしながらメンバーと話すと思います。
ある程度、行く場所や何日目の何時頃にするか決まったら、忘れてしまわない内に、必ず書き留めておきましょう。
海外旅行ともなれば、1週間程度スケジュールを作る必要があるので、決まったところからスケジュールに落とし込んでいった方が、
後々忘れた時やメンバーへの旅行計画の共有の時に非常に便利です。
上でも少し解説しましたが、スケジュールには『タスク』を使って日時を設定し、
最終的に『ガントチャート』を作って視覚的に分かりやすいスケジュールへと落とし込んでいきます。
まず画像のように、スケジュールの日時を決めていきます。
旅行当日だけでなく、準備段階でのパスポートの取得・更新や入金なども設定していきます。
タスクの設定が終われば、ガントチャートを作成します。
【ガントチャート】 画像のように、タスク単位で開始日・終了日が記載されており、その横にグラフで期限が視覚的に分かりやすく書かれています。 全体のタスクの期限を一目で管理できるので、タスクが終わっているかどうかがすぐに分かります。
また、進行状況や優先度、リソースに担当者などを設定することもできるので、状況に応じて活用してみましょう。
ちなみに今まで作成したマインドマップの全体像は、このようになっています。
5.マインドマップを飾る
最後に、マインドマップを装飾してみましょう。
元々のデザインでもシンプルで読みやすくなっています。 ビジネスで使うマインドマップであれば、このようなデザインでも良いかもしれませんが、旅行ということで遊び心のあるデザインが欲しいですよね。
こういった装飾の変更もEdrawMindであれば簡単に変更することができます。
変更したのは主に次の5つです。
①デザインの変更 ②背景色の変更 ③背景の透かし文字の追加 ④画像の追加 ⑤フォントの変更
どれも時間は全然かかっておらず、難しい操作もありません。 このようにデザインを素早く変更できるのもEdrawMindの大きな特徴です。
まとめ
旅行を計画する上で重要なことは、計画の話し合いに参加していなかった人や忘れた時に、すぐに見返すことができるように何かにまとめておくということです。 そんな時にマインドマップは役立ちます。 EdrawMindであれば、ガントチャートによるスケジュールの視覚化もできます。
これにより、旅行代理店への入金やパスポートの取得など旅行に行けるかどうかを左右する重要な期限付きのタスクを一目で確認できる用まとめることができるようになります。
作成したマインドマップやガントチャートは画像で保存することができるので、他の人EdrawMindを持っていなくてもスムーズに情報の共有ができます。 旅行する予定のある方は、ぜひ使ってみて下さい。