マインドマップは、脳内の思考やアイディアをアウトプットし、整理するためのノート法です。
日々のアイデアをまとめたり、勉強した内容のまとめたりと使い方は実に様々です。
色々な使い方ができるマインドマップですが、今回は『教育現場』でのマインドマップの活用術について解説していきます。
1.教育計画を立てる
マインドマップを使うことで教育計画を立てることができます。
学校の先生はもちろんのこと、塾の講師の方も活用することができます。
また、お子さんのいるご家庭で教育方針を立てたいというにも使えるでしょう。
学校の先生が生徒の教育計画を立てる際に、次のようなことを考える必要があります。
1.学ばせる必要のある単元
2.授業日数(時間)
3.単元毎の細かい学習内容
他にも色々考えなければいけないところはあると思います。
しかし、重要なポイントは、限られた回数の授業の中で、決められた単元を教育しなければいけないということでスケジュールを立てること。
また、授業毎にどういう内容の授業をするのかということです。 これをマインドマップツール『EdrawMind』でまとめていきます。
これは一例ですが、このように授業の回数分トピックを作り、このトピック毎に取り扱う単元をまとめていきます。
これで、全体の大まかなスケジュールと授業毎に教育する必要のある内容が明確になりますね。
また授業毎に、次のようなアイディアをまとめておくこともできます。
・どういった方法で授業するのか
・どういう資料があった方が良いのか
このように、マインドマップは教育方針のスケジュールを立てるために役立てることができます。
2.クラスのプレゼンテーションを行う
次に、クラスでのプレゼンテーションをするためにマインドマップを活用する方法です。
何か調べたもの、経験、考えなどを授業の一環として発表する機会があると思います。
その発表を黒板や模造紙などに書くのではなく、マインドマップを使ってデジタルに落とし込んで、発表するというものです。
プレゼンテーションとして発表する能力が培われるだけでなく、パソコンの勉強にもなるのでメリットは大きいですね。
マインドマップを作成するには、発表内容を細分化してトピックに起こし、それぞれ関連性の強いものを紐づける必要があります。
これらを考える中で、頭の中やマインドマップ上で整理されるので、発表内容の理解がさらに深まり、発表のクオリティも上げることができます。
また、マインドマップは人それぞれ書き方が違うので、他の学生がどのようにまとめているのかという面白さや学びがあるので、お互いに刺激になると思います。
このように、教師が教育計画を立てるだけでなく、学生自身が発表するためのツールとして使うこともできます。
3.学生の創造性を高める
次にマインドマップを使って、学生の創造性を高める方法を解説します。
マインドマップは教育の現場で、教育計画、発表のツール、その他にも、英単語や文法、数式、人名などを記憶する際にも役立ちます。 こういった勉強だけではなく、学生のアイディアや考えを洗い出すことで、創造性の向上に役立てることもできます。
マインドマップに一通りアイディアをアウトプットした後に、全体を見返すと既存のアイディアに刺激され、新しいアイディアを思いつくということがあります。
特に、多人数の場合はさらに創造性が高くなります。 多人数の場合は、自分自身と全く違う考えを持った人のアイディアを目にすることができます。
さらに、そのアイディアをベースに自分自身のアイディアを掛け合わせて、よりブラッシュアップされた質の高いアイディアにすることが可能となります。
このように色々な価値観や考えを持った集団でマインドマップにアイディアを落とし込むことで、より発想を広げると共に、創造性を高めることができます。
まとめ
今回は『EdrawMind』を使用してマインドマップを教育現場で役立てる方法と具体例を解説しました。
教育現場でマインドマップを活用できる場面として、主に次の3つです。
教師が生徒のために教育計画を立てたり、学生が発表したりとマインドマップを活用できるシーンは実に様々です。
仮に、途中に教育計画の変更が出たり、発表内容を微調整したりといった場合でも、マインドマップツールを使えば編集作業などを簡単に行えるのでおすすめです。 『EdrawMind』は無料版もあるので、機能や使い勝手などをぜひ試してみて下さい。